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『月の囁き』(つきのささやき)は、谷崎潤一郎の映画脚本。昭和40年代に刊行された中央公論社の谷崎潤一郎全集第七巻に収録された。 ==概要== 1921年『現代』(大日本雄弁会講談社・刊行)に掲載された〔小谷野敦が作成した谷崎年譜より ちなみに、『現代』は、この出版社が「講談社」に社名変更された後に発刊された同名の月刊誌とは別の雑誌である〕。大正活映の製作で上山珊瑚を主演に撮られることが決まっていたが延期されてしまい、そのまま製作されなかったという〔 文豪の映画礼讃~谷崎潤一郎の映画製作~ 〕。一方、川本三郎は『大正幻影』(岩波現代文庫)のなかで、「(谷崎が)映画を空想して書いた」と述べている。 文豪谷崎によって書かれ、映画化される前に(シナリオ専門誌ではなく)一般向け総合誌である『現代』〔『現代』が総合誌であることの出典 〕に掲載されたという意味で、文学作品と言えよう。撮影用の台本をそのまま掲載したのか、読者用に手を加えたのかは不明。セリフの字幕化を想像させるような、サイレント映画を念頭においた記述もあるが、登場人物が音声を発しているように読める記述もある。当時トーキーは普及以前であり、あまりシナリオとしての実践性にこだわらずに書かれたようにも読める。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月の囁き」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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