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7代目 月亭 文都(しちだいめ つきてい ぶんと、1960年9月12日 - )は上方噺家。出囃子は「おかめ」(替えは「楠公」)。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。血液型はB型。本名は宮田 健司(みやた けんじ)。月亭文都の当代である。初名は「月亭八天」。 ==来歴・人物== 大阪府大阪市中央区出身。子供のころに初めて買った笑福亭仁鶴のレコード「仁鶴古典独演会」を聴きいて落語に興味持つ。近畿大学卒業後、1986年3月16日、月亭八方に入門。月亭遊方とは、入門が僅か一ヶ月だけ遅かったため、弟弟子となった。初名の「八天」という名前の由来は「発展」とも掛けてあるのだが、当時の住まいが天王寺区にあったため、と言われる。 学生時代、路上で弾き語りをしていた頃、気のない客に好きな落語を話したところ、振り向いてもらえたため、それから落語家を志す。以降4年間、師匠を求めてさすらうが、その間、主に桂雀三郎に多くの稽古を受ける。ただし、雀三郎には当時「又三郎」という弟子が既におり(現在は廃業し、弟弟子にあたる桂雀喜に新作落語を下している)、入門とは至らなかった。八方に入門後は、大々師匠の桂米朝や、桂吉朝にもネタを付けてもらう。 持ちネタは100近く、笛も得意としており、月亭一門では異色の本格派である。吉本の先輩に当たる桂文珍は、ある高座で八天時代の文都のことを「お師匠はん」と、からかい半分で呼んだことがあり、その実力の程が知られる。また、師匠である八方に対してネタを付けた事もある(ただし、八方は厳格な師匠でもある。この件については後述)。 芸風は緻密で、繊細な楷書を思わせる。各地で自己プロデュースによる落語会を主催し、積極的な活動を繰り広げている。 元々ミュージシャン志望でもあり、独演会の最後にバンドを組んで歌を披露することもある。 また、ワッハ上方では1996年のオープン当初から独演会を毎年開催。2005年2月から隔月で「落語再生公開堂・ハナシをノベル!!」という、落語好きのSF作家・ミステリ作家(田中啓文、北野勇作、田中哲弥、我孫子武丸、浅暮三文、牧野修、飯野文彦、森奈津子)が作った新作落語を演じるイベントを実施。2007年11月に集英社から『ハナシをノベル!! 花見の巻』としてCD付の単行本が発売された。 2013年3月に7代目「月亭文都」を襲名〔月亭八天さん:七代目月亭文都を襲名へ 来年3月 - 2012/03/18/観覧〕。「文都」(主に桂文都)を名乗った落語家は過去に6人おり、2009年に亡くなった落語立川流の立川文都(同年生まれだが、早生まれのため学年は1つ上)が6代目を名乗っていたことから、新・文都は7代目を名乗る。「月亭文都」としては113年ぶり、上方における文都の名跡自体も68年ぶりの復活となった。尚、7代目文都は2013年3月19日になんばグランド花月での襲名披露公演を以て正式に名跡を襲名した〔八天さん、月亭文都を襲名 113年ぶりの名跡復活を 産経新聞 2013年3月19日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月亭文都 (7代目)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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