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有効射程(ゆうこうしゃてい)とは、敵に直撃を与える効力射 (EFFECTIVE FIRE) の最大距離を意味する。銃砲類、ロケット弾、ミサイル、魚雷などの兵器ごとの性能を表す指標の1つであり、実用上その威力が有効となる目安の距離である。有効射距離、有効射程、決戦射撃距離と表記する場合もある。有効射程圏外では、初弾発射の試射後、修正のための較正射を繰り返しても、目標に直接危害を及ぼす効力射を得ることがほぼできない状態となる。砲撃においては土煙または水柱が目標の手前と遠方を均等に捉える挟叉が効力射とされる。 発射前や飛翔や航走の途中で方向や速度を変化させる要素は多く、また運用環境や測定条件によっても変化することもあり、国や運用形態によってどこまでを有効とするか、定義はあまり定まっていない。 == 無誘導兵器 == 発射後に弾道が放物線を描く銃砲では、最大投射距離と集弾性能が主な要素となり、弾種によって変化する。射手・砲手の技量による人的要素の有無も関係する。無誘導であるため投射距離のかなり手前で飛翔経路がばらつくため、最大投射距離>有効射程となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「有効射程」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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