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有坂秀世 : ミニ英和和英辞書
有坂秀世[ありさか ひでよ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [う, ゆう]
  1. (n,vs) possession 
: [さか]
 【名詞】 1. slope 2. hill 
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

有坂秀世 : ウィキペディア日本語版
有坂秀世[ありさか ひでよ]
有坂 秀世(ありさか ひでよ、1908年明治41年)9月5日 - 1952年昭和27年)3月13日)は、日本言語学者日本語学者日本語音韻史音韻論に関して業績を遺した。上代特殊仮名遣に関する有坂の法則で知られる。父は軍人の有坂鉊蔵
== 人物 ==
金田一京助は、有坂の没後に出版された遺稿集『上代音韻攷』の序文で次のように述べている。
「有坂秀世博士が、昭和の言語学界に、彗星のごとく現れて、彗星のごとく去られた、そのあまりにも輝かに、そのあまりにもあえなさ……」

まさに有坂は大学卒業後彗星のごとく登場すると、矢継ぎ早に論文を出し、当時の学界の第一線に立った。しかし、その活躍は卒業後のわずか10年間のみであり、その10年もほとんどの時間を病院・診療所で過ごしている。そして、33歳以降は論文の数は激減し、闘病むなしく43歳の若さで没した。
橋本進吉から、東京帝大の国語学主任教授の後任と白羽の矢を立てられながら、辞退したのもこの病身の故であった。文学部言語学科の同窓であった服部四郎長寿(86歳)を全うし、国際的にも名声を博したのと好対照をなす。
この有坂秀世の学術的な成果だけでなく、人生をも深く広く調査・研究しているのが慶谷壽信である。生い立ちから高校・大学時代、療養生活から没後の追悼記念講演会に至るまで、真にexhaustiveな論考がある。(そのすべてが慶谷壽信『有坂秀世―人と研究―』、古代文字資料館、2009年に収録されている。)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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