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有感地震 : ミニ英和和英辞書
有感地震[ゆうかんじしん]
(n) earthquake large enough to feel
===========================
: [う, ゆう]
  1. (n,vs) possession 
有感地震 : [ゆうかんじしん]
 (n) earthquake large enough to feel
: [かん]
 【名詞】 1. feeling 2. sensation 3. emotion 4. admiration 5. impression
: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地震 : [じしん]
 【名詞】 1. earthquake 
有感地震 ( リダイレクト:気象庁震度階級#有感地震 ) : ウィキペディア日本語版
気象庁震度階級[きしょうちょうしんどかいきゅう]

気象庁震度階級(きしょうちょうしんどかいきゅう)は、日本で使用されている独自の震度階級地震の揺れの大きさを階級制で表す指標である。単に震度ともいう。主に気象庁が中心となって定めたもので、2012年時点で、4,300地点で観測が行われている〔。過去に基準や段階が変更されたこともあるが、現在は震度0から7まで(5と6にはそれぞれ強弱の2段階がある)の10段階設定されている。地震の規模を示すマグニチュードとは異なる。
== 歴史 ==

=== 震度階級の創設と改訂 ===
日本で地震計による地震観測が始まったのは1872年(明治5年)であるが、その8年後の1884年(明治13年)、当時の内務省地理局第四部 験震課長を務めていた関谷清景が全18条からなる『地震報告心得』をまとめ、全国約600か所の郡役所から地震の情報収集を開始した。これが日本最初の統一様式での震度階級である。当時は「微震」・「弱震」・「強震」・「烈震」の4段階で、例えば微震なら「僅ニ地震アルヲ覚ヘシ者」というように短い解説文があった〔気象庁、2009年、29(II-8)頁〕。
その後、1898年(明治31年)に微震の前に「微震(感覚ナシ)」、微震と弱震の間に「弱震(震度弱キ方)」、弱震と強震の間に「強震(震度弱キ方)」が追加されるとともに、0から6までの数字が振られ7段階となるが、このときは解説文が省かれた。1908年(明治41年)には各階級に解説文が復活する。1936年(昭和11年)には現在の地震観測指針にあたる内規「地震観測法」が定められ、「微震(感覚ナシ)」を「無感」、「弱震(震度弱キ方)」を「軽震」、「強震(震度弱キ方)」を「中震」に改称する〔気象庁、2009年、37(II-15)-38(II-16)頁〕。この頃観測点はもっと増えており、気象庁の資料では1904年(明治37年)時点で気象官署と民間委託(区内観測所等)の観測点併せて1,437か所あって、その後昭和30年代(1955-1964年頃)までこの数が維持されていたという〔。
1949年(昭和24年)1月の「地震観測法」改正により震度7が設けられ、震度0から7の8段階とされた〔気象庁、2009年、39(II-17)頁〕。これは、家屋倒壊率90%を超えた地区があった1948年(昭和23年)6月28日福井地震の被害を、震度6では適切に表現できないのでは、という声が上がったからだとされている。また、震度7の判定は震度6までとは異なり、気象庁の機動観測班が後日行う実地調査に基づく判定に限られ、具体的には「家屋倒壊率30%以上」などの基準が設けられていた。ただし、震度7が制定された詳しい経緯や家屋倒壊率30%以上の根拠は明らかになっていない〔纐纈一起 "" 日本地震学会、『なゐふる』第9号、pp.4-5〕。なお、この改正時さらに、それぞれの震度に「無感」・「微震」・「軽震」・「弱震」・「中震」・「強震」・「烈震」・「激震」の名称が与えられた(軽微・強中弱・激烈の表現から採られたという)〔。また、震度を津波予報の判断材料とすること定められ、素早い判定のために震度4と6の体感の様子が説明文に追加された。後の1978年(昭和53年)にはすべての階級に体感が追加されている〔気象庁、2009年、13(I-10)-14(I-11)頁〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「気象庁震度階級」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japan Meteorological Agency seismic intensity scale 」があります。




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