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有機テルル化合物(ゆうきテルルかごうぶつ、)は、テルル原子とアリル基やアルキル基、ビニル基、アルキニル基などが直結した化合物の総称である。 == 性質 == 一般的には有毒であり、揮発性のものは強い悪臭を持つ。同じ第16族元素である酸素、硫黄、セレンの有機化合物、特に有機セレン化合物に似た性質のものが多い。 2価、4価、6価のものが知られている。 * 2価 * テルロール(RTeH) - テルロメルカプタンとも呼ばれる。アルコールやチオール、セレノールのアナログである。セレノールに比べ酸化されやすく、ジテルリドとなる。 * テルリド(RTeR') - エーテル、チオエーテル、セレニドのアナログである。テルル化ジメチルなどが知られる。ハロゲン化アルキルと反応し、対応するテルロニウム化合物を形成する。遷移金属に対する良質な配位子となり、安定した錯体を形成する。 * ジテルリド(RTe2R')ペルオキシドやジスルフィド、ジセレニドのアナログである。ジフェニルジテルリドなどが知られる。 * 4価 * テルロキシド(RTe(=O)R') * テルリン酸(RTeO2H) * (R3TeX、R2TeX2、RTeX3) * 6価 * テルロン(R2TeO2) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「有機テルル化合物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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