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有殻アメーバ (ゆうかくアメーバ、) は、壷などの形の殻を持ち、その開口部から仮足を出して運動する単細胞生物である。分類学上は特に幅の広い仮足(葉状仮足)をもつ群を指し、ナベカムリ目()ないし有殻アメーバ目()と呼ぶ。 殻を持つアメーバ類には糸状仮足を持つものもあり、それらを含めて有殻アメーバと呼ぶこともあるが、実際には異なる系統に属していて有殻糸状根足虫類として別にまとめられる。こちらは殻に独特の特徴があって区別できる場合が多いが、判別が難しい場合もある。殻を持つ肉質虫としては他に放散虫や太陽虫、有孔虫があるが、それらは殻の特徴がはっきりしているので混同することはない。 == 殻の形 == アメーバ類は不定形であることで有名である。実際には全くの不定形ではなく、仮足の概形や出る方向など、それぞれの系統群毎に傾向があるが、固定的な外形を持たない為にその分類が難しかったのは確かである。それに対して、有殻アメーバの分類は、殻にはっきりと特徴が出るので古くから大いに発展した。この点はカタツムリとナメクジの関係に似ている。 有殻アメーバ類の殻は、壷形や皿形など様々な形があるが、いずれも開口部を一ヶ所持つ。また有孔虫の殻(test)のように、内部が複数の部屋()に分かれることはない。 殻はキチン質や石灰質等の分泌物で作られ、それら分泌物のみから構成されるものと、さらに砂粒や珪藻類の殻といった異物を膠着するものとがある。殻の材質として珪酸質は稀であるが、' 属ではソーセージ型の構成単位から成る珪酸質の殻を作る。 属ではソーセージ型の構成単位から成る珪酸質の殻を作る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「有殻アメーバ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Arcellinida 」があります。 スポンサード リンク
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