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真獣下綱(しんじゅうかこう;Eutheria)とはヒトを含む有胎盤哺乳類を包括する分類群である。有袋類と絶滅した近縁種を含んだ後獣下綱とは姉妹群である。正獣下綱、真獣類、正獣類などとも。 哺乳類の現生種はおよそ4300種だが、うち約4,000が真獣下綱である。また生物地理的な分布においては、オーストラリア区に限られる原獣亜綱(カモノハシ目 / 単孔類)やオーストラリア区及び新北区、新熱帯区のみとなる後獣下綱(有袋類)などとは異なり、ほぼ全世界に分布している。〔『哺乳類の進化』 48–49頁〕 ==形態== 有袋類との相違点を以下に述べる。 ;脳函: 有袋類と比しても拡大が著しい〔『哺乳類の進化』 50頁〕。 ;歯: 有袋類が基本的に50本の歯を持つのに対し、真獣下綱では44本となる。またともにトリボスフェニック(tribosphenic) 型後臼歯を持つが、その形態は異なる。この大臼歯の数も、有袋類は4本であるが、真獣類では3本となる。〔『絶滅哺乳類図鑑』 12頁〕 ;骨格: 有袋類にある前恥骨(袋骨)を持たない〔『絶滅哺乳類図鑑』 41頁〕〔。ただし、初期群には持つものもいる。 ;胎生: 真獣下綱、後獣下綱はともに胎生であるが、真獣下綱は胎盤が形成される点が異なる。また、有袋類は膣及び子宮が一対であるのに対し、真獣下綱では膣は一つ、子宮はネズミ目やウサギ目を除いては一つに癒合している。〔『「退化」の進化学』 75 - 76頁〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真獣下綱」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Placentalia 」があります。 スポンサード リンク
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