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朝鮮寺(ちょうせんでら)とは、おもに在日韓国・朝鮮人ら、特にその婦人層において信仰されている寺院の通称。多くの朝鮮寺は生駒山麓周辺に集中している。この名称は研究者らによって便宜的に付与されているものであり、当該の寺院およびその信者はこの名称を用いていない。 近年、朝鮮という語を差別語とするような価値観から朝鮮寺ではなく韓寺と呼ぼうと呼びかける人々もいるが、寺々の運営者における韓国系、北朝鮮系といった派閥争いに端を発する部分も否めない。 現在、研究者によって韓寺と言い換えだした研究者や書籍がある一方で、朝鮮半島分裂以前の戦前から続く習俗であるため朝鮮半島という意味で朝鮮が相応しいとし、引き続き朝鮮寺と呼ぶ者も多い。呼称が混在しているが、両者は同じものを指している。 ==地域== 昭和56年の統計においては、在日韓国朝鮮人の三割が大阪府に居住している。さらに範囲を兵庫県、京都府、大阪へと広げると、割合は半数近くにも達する。これらの人々の信仰の対象として、生駒山周辺には60程度の朝鮮寺が存在すると報告されていたが、現在ではその数は20程度にまで減少している。生駒山中でも大阪に面した西側南北10kmほどの地域、北から順に辻子谷(づしだに)、額田谷(ぬかただに)、鳴川谷(なるかわだに、以上いずれもハイキングコースとして知られる)、山畑・服部川地区、黒谷など、互いに平行に走る谷沿いにそれぞれ数個の寺院が連なって存在する。これらは行政区では四条畷市、大東市、東大阪市、八尾市に該当する。この地域の中心には大きな信仰を集める宝山寺が存在し、この存在が朝鮮寺がこの地域に集中して創設されたことに影響を及ぼしていると見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朝鮮寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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