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朝鮮燕行使(ちょうせんえんこうし)は、明および清の冊封体制下に置かれた李氏朝鮮が、燕京(北京)に派遣した朝貢使節。狭義に、清に対する使節のみを指す場合もある。 == 名称 == 「朝鮮燕行使」という表現は、李氏朝鮮王朝時代当時「燕行録」(「朝天録」とも)と総称された朝貢使節の記録の名から、日本の研究者によって当該使節の総称として新たに造作された学術用語であって、史料上に現れる言葉ではない。当時「燕行」という言葉は存在し史料に現れるが、「朝鮮燕行使」・「燕行使」という表現は使われていない。当時は使節の個別の目的に応じて歳幣使・謝恩使・進賀使等と称し、また総称として事大使、赴京使と呼んでいた。また、高麗・北朝鮮の北京への使節も燕行使と呼ばれる場合があるが、これも学術用語であり、実際に高麗時代にそのように称していたということではなく、北朝鮮の使節については比喩的表現である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朝鮮燕行使」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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