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木の葉丼(このはどん、このはどんぶり)は玉子丼の一種であり、薄く切った蒲鉾、もしくは薩摩揚げを鶏卵で綴じた丼物である。シイタケやネギ、油揚げなどを入れる。近畿地方に多いとされているが、石川県では「玉子丼」(たまごどん)と呼ぶ飲食店が見られる。 名前の由来は、蒲鉾を舞い散る木の葉に見立てたもので、近畿発祥と言われている。 安価な食材を使用しており簡単に作れるので、庶民的な家庭料理として親しまれ、近畿地方では大衆食堂などで定番のメニューとなっている。 2014年4月に外食チェーンストアのなか卯が木の葉丼を全国発売したが、これは薄切りした薩摩揚げを使用している〔。 == 類似した丼 == 関西では、類似した丼物に若竹丼(筍を卵で綴じる)、ハイカラ丼(天かすを綴じる)、衣笠丼(油揚げを綴じる)などがある。 衣笠丼は京都では定番である。そのほか神戸や大阪、また店によっては京都でもきつね丼として供される。中京圏では「信太(しのだ)丼」と呼ばれる。その他の地域では名前自体見られる事が少ないが、明治時代までは東京・吉原の歓楽街でも「あぶ玉丼(油揚げの玉子とじ)」の名で盛んに食べられていたという〔どんぶり探偵団・編『ベストオブ丼』文春文庫・132頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木の葉丼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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