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木原音瀬(このはら なりせ、10月27日 - さそり座、O型)は、日本の小説家。 1995年『眠る兎』でデビュー。代表作は『美しいこと』など。主にBL作品を手掛け、そのジャンルでは不動の人気を持つ。ノベルス版『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時「ダ・ウィンチ」誌上にてBL界の芥川賞と評され、話題になった。小説すばる(集英社)や小説現代(講談社)などの一般誌の仕事も増えてきており、文学性の高さが伺える。 小説家ユニット「Unit Vanilla」のメンバー。 同人活動で酷原音瀬という名義を使うことがある。 == 人物 == 高知県出身。実家は海沿い。著者は現在、南国、鯖の国に住んでいると言っている。高校時代漫研に所属。会社勤めの経験がある。読む本はBL、一般小説問わず話題作を読んでいる、基本的に再読はしない。しかし、モンテ・クリスト伯は例外らしい。 == 作風 == 作中に、特殊な人物や環境などが多く登場するが、等身大の人物描写に定評がある。独特の魅力のある作家。「痛い、泣ける、切ない」といった声多数。 文体に独自性があり、担当からは三人称視点の一人称と言われている。 == エピソード == デビューからずっと自分の小説に絵を付けて貰うことが好き。 小説を書き始めたのは12歳頃、最初は普通の恋愛小説を書いていた。BLについて最初「そういう愛もあるんだな」程度にしか思っていなかったが18歳のとき読んだ『JUNE』で急速に嵌って行く。小説はずっと書いていたが、その小説を続けて書くきっかけになった。 ホリーノベルズ(蒼竜社)が木原専用のレーベルと勘違いされていたが、実際は刊行当時、木原しか執筆者がいなかっただけ。 一年に100本映画を見ていた。今はドキュメンタリー系の本を読むことが多い。 フィギュアスケートと漫画と猫と葡萄を好む。 == 作品 == ※印=新装版 === アイスノベルズ === * 恋愛時間(1997年 イラスト:やまかみ梨由) * LOOP(1999年 イラスト:高宮東) * 情熱の温度(1999年 イラスト:山田ユギ) * プレイス(1999年 イラスト:館野とお子) * さようなら、と君は手を振った(2000年 イラスト:深井結己) * 甘い生活(2001年 イラスト:石原理) * HOME(2003年 イラスト:藤田貴美) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木原音瀬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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