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木手英一 : ミニ英和和英辞書
木手英一[き]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [て]
 【名詞】 1. hand 
: [いち]
  1. (num) one 

木手英一 ( リダイレクト:キテレツ大百科の登場人物#木手家 ) : ウィキペディア日本語版
キテレツ大百科の登場人物[きてれつだいひゃっかのとうじょうじんぶつ]

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*

キテレツ大百科の登場人物(キテレツだいひゃっかのとうじょうじんぶつ)では、藤子不二雄藤子・F・不二雄)〔発表当時は藤子不二雄名義。コンビ解消後に藤子・F・不二雄名義に変更。〕の漫画作品『キテレツ大百科』と、その派生作品で登場した人物キャラクターを扱う。
原作は単行本にして全3巻という短い作品であったのに対し、アニメ版『キテレツ大百科』は8年の長期作品となっており、独自の設定やオリジナルキャラクターの登場も多い。本稿では原作の設定をまず記述し、アニメで追加・変更された設定については新たに見出しを設けて記述している。
== 木手家 ==
; 木手英一(きて えいいち)
: 通称キテレツ。発明の大好きな主人公。祖先から伝わる『奇天烈大百科』に記載された数々の発明品を復元することを趣味としており、ひとたび発明に没頭すると周りが見えなくなる傾向にある。思いを寄せているはずのみよ子が遊びに来ている時ですら、自分の世界に入ると完全に無視してしまい、相手にされないことに呆れたみよ子が帰ってしまってもまったく気がつかないほどである。登場する発明品はすべて手作りで、コロ助もそのうちの一体である。
: 常に神通鏡〔当初は普通の眼鏡をかけていたが、神通鏡を通してのみ一見すると白紙の『奇天烈大百科』を読むことができるという秘密に気づいて以降は、神通鏡にかけ変えている。〕と黄色のサンバイザーを身につけている。
:; アニメ版
:: - 藤田淑子
:: 身長146cm。頭は良いが、あまり努力家タイプではない。性格は真面目で、友人の信頼も得ている。
:: 当初はコロ助と一緒に騒動の中心となっていたが、次第にブタゴリラなど脇役が騒動の中心となり、発明品を使って様々なトラブルを解決する頼れる存在になる。
:: 発明資金は小遣いやお年玉からやりくりしているため、発明品が壊れた場合、修理費用が貯まるまで故障したまま放置されたりする。
:: 発明に関わる知識は豊富で、自分で電化製品や自動車までも修理してしまうほどの腕前を持っているが、必ずしも学業成績には反映されておらず、大百科の説明文を読み忘れたり、相手に説明する際うまく伝えきれないなど、国語は苦手な様子。また、不用意な発言でみよ子やトンガリを怒らせることも少なからずある。その反面、発明に失敗することは滅多にないので、工作や算数や理科は得意な模様。勉強しているところを見てコロ助が驚くなどの描写もある。父親譲りなのか運動神経も悪く、生真面目な性格からインチキしてまで好成績をおさめたくはないとコロ助らに言い聞かせる反面、体育のテストをサボるためだけの発明品を作ったこともある。幼い頃に風邪をこじらせ、生命の危機に瀕した。
:: 小学2年生の頃から近眼になり普通の眼鏡をかけていたが、神通鏡の機能を知ってからはこちらにかけ変えている。Kマークの入った赤いサンバイザー〔ただし、90分スペシャル番組では原作と同じく、Kマークのない黄色のサンバイザー〕をいつも被っている。
:: 初期はいたずらやインチキで発明をすることが多かったが、一度父に諭されて改心して以降、そういった描写は少なくなる。また、物語が進むにつれて友人からの信頼も厚くなり、後期には相談や発明の話を持ち込まれることが多くなっている。
:: 小学生にしてパソコンを使いこなしていて、自室には勉強机とは別にパソコン机がおかれている。
:: みよ子が好きで、時折両想いの姿が描かれている一方、同級生や上級生からアプローチをされるとその気になってしまうなど、気が多いところもある〔アニメ146話・289話〕。
:: 苦手なものは地震、ニンジン・セロリなどの野菜。野菜は食物変換ふりかけで味を変えて食べていたが、ブタゴリラにバレた後、普通に食べた時に美味しさを知り克服した。また怪談話も苦手で小学3年生の頃に怖さのあまり小便を漏らしたこともある。口癖は「そんなの無理だよ〜!」。
:: 将来はアメリカの大学に留学して科学をもっと勉強したいと考えている。後の未来では日本の家庭から包丁をなくすほどの発明家となる。
:: 幼稚園時代は「泣き虫えいちゃん」と言われていた〔アニメ137話〕。
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; コロ助
:
: 準主人公。意思や感情を持ち、しゃべることも可能なロボット。キテレツが『奇天烈大百科』を参考にして最初に作った発明品であり、以降キテレツの助手を務める。頭に丁髷を結い、語尾に「〜ナリ」をつけて話す。斜視である。身体の構成部品はゴムマリ・風呂桶掃除機ホースなど。コロッケ大好物
:; アニメ版
:: 声 - 小山茉美(TVSP、1988年3月27日 - 1990年3月25日)→杉山佳寿子(1990年4月15日 - 1996年6月9日)
:: 原作の斜視という設定はなくなっている。
:
; キテレツ斎(キテレツさい)
: キテレツが尊敬している祖先で、江戸時代の発明家。リリエンタールのグライダーよりも前に飛行機を完成させたが、「怪しげな術を用いて世間を騒がせた」として捕まり、死ぬまで座敷牢に軟禁された。その間自らの発明を密かに『奇天烈大百科』として書き残し、子孫に伝えた。
: キテレツが江戸時代で航時機(タイムマシン)が故障してしまい現代に帰れずにいた所を、修理して救っている。しかしこの時点でキテレツ斎はまだ航時機を発明しておらず、誰が最初に航時機を作ったのかというタイムパラドックスが発生している。
:; アニメ版
:: 声 - 肝付兼太(TVSP)→屋良有作(青年期:森功至、少年期:阪口大助
:: 本名は木手英之進(きて えいのしん)。通称キテレツ斎/奇天烈斎(きてれつさい)。は不明。幼名は利吉(りきち)。
:: ある地方の有名なからくり師・唐栗右ェ門(から くりえもん)(声 - 屋良有作)の息子として生まれる。若き頃、発明家として密航船に同乗。渡航しようとした際、難破。そこをフランスの文豪・アレクサンドル・デュマ・ペールの船に助けられた。以来、デュマのもとで執事として一時期奉ずる。デュマからの信頼も厚く、Japonet(ジャポネ)の名を贈られた。江戸帰朝後は自分の数々の発明を奇天烈大百科として記す。彼の発明品の中には大名の依頼で開発した物まである。しかし幕末期(1859年)に人力飛行機での飛行を成功させた際、お家断絶に追いやられたことを恨むモーレツ斎の息子の讒言によって「怪しげな術を用いて世間を騒がせた」として捕縛された。公式記録では終身収監となり晩年は発狂したとされている。子孫キテレツとは何度か会っており、度々彼らのピンチを救うことになる。
:: キテレツたちは気づかないが、どの時期の彼も初めから子孫と気づいており、キテレツたちが気づく頃にはすでに別れの時といったケースが多い。アニメ292話では、キテレツと対面してはっきり会話を交わしており、「英一」と呼ぶなど既に顔馴染みの様子であった。からくり斎や奇妙斎という弟子がいた。
:
; キテレツの母親
: 原作中に名前は登場しない。美人で、怒ると少々おっかない性格。息子の発明好きには辟易しており、堅実な人生を歩んで欲しいと願っている。
:; アニメ版
:: 声 - 梨羽由記子(TVSP)→島本須美
:: 名前はみちこ。夫とともにコロ助を息子同様に可愛がっている。
:: 原作同様に息子の発明好きには辟易しているが、壊れた家電の修理を頼んだり、キテレツの発明品に助けられることもある。
:: 私立の名門女子高、二つ星女子学院高等学校→女子大出身。そのため同窓生を装った男性詐欺師を驚かせ撃退することもあった。
:: 学生時代、バレー部のエースや陸上の選手を務めていたなど運動神経はよい(しかし、息子には遺伝しなかった)。器械体操の中では鉄棒が一番得意であった。料理の腕もよく、特にコロッケの味は絶品だという。
; キテレツの父親
: 原作中に名前は登場しない。たらこ唇で眼鏡をかけているが、最終回ではのび太のパパのような顔で描かれている。キテレツの発明に関する才能を認め、伸ばしてやりたいと思っている。
:; アニメ版
:: 声 - 田中秀幸(TVSP)→屋良有作
:: 名前は英太郎(えいたろう)。穏和な性格であまり怒らないが、いざ怒ると怖い。エイト物産の課長。仕事上、キテレツらの助けを借りることもあった。
:: 小さい頃は、まじめで非の打ち所のない性格だったが、唯一おねしょが欠点だった。若い頃、蒸気機関車路面電車に興味を持っていた。鉄棒の逆上がりができないなど、運動神経は良いとはいえないが、中学時代にマラソン大会で踏切事故を防いだことが評価され、トロフィーをもらったことがある。
:: 現在もまじめらしく、授業参観の野球の試合でキテレツが脱時機を用いてインチキをしようとした際に「キテレツ斎様はそんなことをするために発明品を作ったわけではない」と諭すシーンがある。
:: 学生時代、映画のフィルムを映画館に配達するアルバイトをしていた。
; キンちゃん
: キテレツの発明によりサイボーグ化した金魚。元はコロ助がペットをせがみ、キテレツの家で犬や猫が飼えないということで飼うことになった金魚だったが、肺呼吸や歩行、空を飛ぶことまでも可能となり、人語を喋れるようになる。最後はローラという小鳥の恋人ができて、共に野生へと帰っていった。
; 豆コロ
: 声 - 渡辺菜生子(89回〈1990年5月6日〉〜90回〈1990年5月20日〉)→山田恭子(328回〈1996年5月12日〉)
: キテレツがコロ助と喧嘩した際に作ったからくり人間。
: コロ助より小型で動力はソーラー電源。コロ助を兄貴分と慕う。自分自身にも厳しい融通の利かない生真面目な性格が災いし、みよ子やブタゴリラを家から追い出すなどして周囲からの嫌われ者にされた上、キテレツに不良品と見なされる。コロ助との内部の組織がどう違ったのは結局不明のままであった。
: 初登場から2回の登場以降まったく出番がなかったが、放映終盤においてしまわれていた物置の隙間から差し込んだかすかな光によって再起動した。〔なお、回想シーンでは、前回登場時とは全く関係のない場面が、新規作画で描かれている。〕コロ助を木手家から追い出すためにコロ助に成りすまして迷惑な悪戯を仕掛けるが、最後は真摯に向かい合ってくれた妙子と共にアメリカへ渡る。
: 『新キテレツ大百科』にも助っ人役で登場。
; おちゃっぴい
: 声 - 冬馬由美
: アニメオリジナルキャラクター。
: 怠けてばかりいるコロ助を発奮させるお手伝いロボとして開発された。
: 優秀な学習機能を備え皆の(特に熊八の)信頼を得るが、宿題の意味を誤解しノートと教科書をハンドバッグにしたためブタゴリラの制裁を受け、彼に強い敵意を持った。必殺技は肘打ちドロップキック
: 『新キテレツ大百科』にも登場したが、デザインが若干違う。
; かおる
: アニメオリジナルキャラクター。
: コロ助が飼っていたペットのカタツムリ。コロ助が「かおる」と名付けたが、呼んでいるのを聞くと、ブタゴリラが怒り出す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キテレツ大百科の登場人物」の詳細全文を読む




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