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川上 未映子(かわかみ みえこ、1976年8月29日 - )は、日本の小説家、詩人、ミュージシャン、女優。音楽活動時は未映子(みえこ)名義も使用する。血液型はB型。 == 来歴 == 大阪府大阪市城東区に生まれる。大阪市立すみれ小学校、大阪市立菫中学校、大阪市立工芸高等学校卒業。昼間は本屋でアルバイトをしながらバンド活動、夜は北新地の高級クラブでホステスをし、売れっ子になった。その稼ぎは、弟への仕送りと自分の学費に。日本大学通信教育部文理学部哲学科に在学中。 2002年、ビクターエンタテインメントより川上三枝子名義でデビュー、アルバム『うちにかえろう~Free Flowers~』を発表。その後、「未映子」と改名し音楽活動を行う。2004年にアルバム『夢みる機械』を発表。2005年にセルフプロデュースアルバム『頭の中と世界の結婚』を発売。同年に文芸雑誌『ユリイカ』に自ら電話をかけて詩の掲載を希望するが、投稿を促される。しかし誌面のデザイン、文字組のイメージが作風と異なるためにそれを断る。その後「文化系女子特集」にて「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」が初掲載される。2006年に所属レコード会社の元担当者と結婚していた〔スポーツニッポン 2008年1月17日付記事参照〕が、2010年に離婚する。『WB』vol.07に「感じる専門家採用試験」を発表。 2007年第1回剣玉基金を受けて「わたくし率 イン 歯ー、または世界」を『早稲田文学0』に発表。同作で第137回芥川賞候補作となり注目を集める。同年第1回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。大賞は村上春樹。単行本『わたくし率 イン 歯ー、または世界』で第29回野間文芸新人賞候補・第24回織田作之助賞候補となる。 2008年1月16日、「乳と卵(ちちとらん)」で第138回芥川龍之介賞受賞が発表される〔芥川賞に川上未映子さん 直木賞は桜庭一樹さん 朝日新聞 2008年1月16日閲覧〕。受賞の際の感想の言葉は「めさんこ、うれしい」。母への連絡の言葉は「お母さん、芥川賞とったでぇ。ほんま。ありがとぉ」。3月、特定非営利活動法人「わたくし、つまりNobody」より第1回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞〔 「受賞者決定:川上未映子氏」『受賞歴、他/(池田晶子記念)わたくし、つまり Nobody賞 』わたくし、つまりNobody、2008年2月25日。〕。10月、MFUが主催する、ベストデビュタント賞2008を受賞。11月、ヴォーグ・ジャパンが主催する、ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008を受賞。 2009年、4月、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞を受賞。2010年、1月、映画『パンドラの匣』でキネマ旬報新人女優賞を受賞。同作で3月、おおさかシネマフェスティバル新人女優賞を受賞。3月、小説『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。8月、第20回紫式部文学賞受賞。2011年10月、同じ芥川賞作家の阿部和重と再婚。2012年5月末に出産した。2016年、イアン・マキューアンやカズオ・イシグロなどが飛躍のきっかけを掴んだ世界最大の文芸誌「Granta」の名物企画、「Granta Best of Young Novelists」日本語版にて若手ベスト作家の一人として選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川上未映子」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mieko Kawakami 」があります。 スポンサード リンク
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