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プロトサイエンス(protoscience)とは、「科学」以前の、科学的プロセスにより研究しつつある新しい分野を呼ぶときに使われる言葉である。日本語の日用語として未定着だが、意味は端的に言えば「未実証な仮説」である。 この用語は科学哲学の分野で使われることもあるが、実際になんらかの研究をしている人が自らの研究を指していう場合もある。 「プロトサイエンス」という用語は、日本ではほとんど使われないため和訳は未確定である。未科学、異端科学、前科学などと訳される場合があるが、本記事では「プロトサイエンス」に統一する。〔なお英語の接頭語 ''proto-'' は、「未分化の」「原始の」の意。〕 意味は「未実証な仮説」であるから、プロトサイエンスの主張を「正しいもの」「確定したもの」とすることはプロトサイエンスの自己定義に反する。逆に、「未実証な仮説」と言わずにわざわざ「プロトサイエンス」という新造語を使う必要もないという意見も強い。 == プロトサイエンスの意味主張 == 「未実証な仮説」と言わずに「プロトサイエンス」を使う立場によると、「科学」や「疑似科学」も意味は使う人により違うと主張し、「プロトサイエンス」は「確立した科学」と「疑似科学」の中間にあり、科学的方法を用いた探求である、とする。 またプロトサイエンスの立場においては、「未科学」は「科学的に解明されていない未知の現象すべて」と解釈され、「異端科学」は社会的な評価を重視する印象を与える(オカルトや疑似科学を連想させる)ものだが、プロトサイエンスはより形式的に、かつ疑似科学とは異なる、とする。 このように、プロトサイエンスの概念を支持する者は、自身の営為を「疑似科学」と異なることを強調する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロトサイエンス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Protoscience 」があります。 スポンサード リンク
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