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末次火事(すえつぐかじ)は元禄11年(1698年)に、長崎で発生した大火災である。元禄大火、末次の大火とも言う。 == 概要 == 元禄11年(1698年)4月23日の未明に、後興善町の乙名である末次七郎兵衛宅から出火〔『図説 長崎歴史散歩 大航海時代にひらかれた国際都市』16 - 18頁。〕〔『長崎県の地名 日本歴史地名大系43』133頁、『長崎県大百科事典』444頁。〕。強風により大火となり、午後4時に鎮火するまで約12時間燃え続けた。 この火事は、付近の町22町に延焼し〔〔『唐通事会所日録』では、類焼町数は18。〕、家屋2044軒、土蔵33棟を焼失〔。それとは別に107世帯が取り崩された〔当時は破壊消防であり、燃えていない家屋も取り壊して周囲への延焼を防いだ。〕。被災者9832人、死者男7人、女1人。この他に犬121匹、猫297匹の焼死も記録に残されている〔動物の焼死数が記録されたのは、生類憐れみの令が出された元禄年間のためである。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「末次火事」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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