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末綱恕一 : ミニ英和和英辞書
末綱恕一[すえつな じょいち]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まつ]
  1. (n-adv,n) the end of 2. powder 
: [いち]
  1. (num) one 

末綱恕一 : ウィキペディア日本語版
末綱恕一[すえつな じょいち]
末綱 恕一(すえつな じょいち、1898年(明治31年)11月28日 - 1970年(昭和45年)8月6日)は、日本の数学者。元東京大学教授、元日本学士院会員。
== 略歴 ==
大分県東国東郡中武蔵村(現国東市武蔵町)出身〔髙橋秀裕「華厳経に魅了された数学者末綱恕一 」 現代密教 第22号、2011年3月31日〕。大分県立杵築中学校(現大分県立杵築高等学校)時代に数学者高木貞治のもとで教科書作成に関わった真鍋仙一に師事。旧制第一高等学校を経て東京帝国大学理学部数学科に進むと、高木貞治に師事する〔〔大分の先哲について 大分県先哲史料館〕。
東京帝国大学卒業後、九州帝国大学講師、同助教授、東京帝国大学助教授、同教授を歴任。解析的整数論の第一人者とされる。仏教西田哲学への造詣が深く、これらの思想を取り入れた独自の数学基礎論の研究も行った。末綱が著した『数学と数学史』を読んだ西田幾多郎は「哲学的知識の該博と理解とに敬服した かういう頭で一つ深い大きな数学をやってもらいたひ 大切な人と存じます」との評価を残している。〔〔。
ピタゴラスの定理」のことを「三平方の定理」とも呼ぶが、これは敵性語が禁じられていた第二次世界大戦中に文部省の図書監修官であった塩野直道の依頼を受けて、末綱が命名したものである〔「ピタゴラスの定理」を「三平方の定理」という由来は? 道新ぶんぶんクラブ(北海道新聞社)〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「末綱恕一」の詳細全文を読む




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