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本多 正一(ほんだ しょういち、1964年12月17日 - )は栃木県宇都宮市出身の写真家、ミステリ研究者。 ==人物== 中学2年生の頃、栗本薫が、江戸川乱歩『孤島の鬼』より面白いと書いていたのを知って中井英夫『虚無への供物』を読み、圧倒される〔KAWADE 道の手帖『中井英夫 虚実の間(あわい)に生きた作家』(河出書房新社、2007年)所載「妄想対談 『虚無への供物』─妄想と現実と」pp.59-60〕。 青山学院大学文学部卒業後、写真に興味を持ち始めたとき、中井が地上げで追い立てられ世田谷区羽根木の家を引き払うというエッセイを読み、家の写真だけでも撮影しておこうと思って1989年6月に羽根木を訪れたところ、門前で偶然中井と遭遇。そのまま中井家に招き入れられ、以降、1993年に中井が死去するまで、無給の助手として中井の生活を助ける。最晩年の中井は、地上げを受けた際の保証金を食いつぶすことで生活しており〔本多正一『プラネタリウムにて─中井英夫に─』(葉文館出版、2000年)p.161〕、年収40万円から50万円という状態だったため〔森雅裕『推理小説常習犯』(KKベストセラーズ、1996年)p.161〕、入院費等は出版社からの前借と併せ、本多が実家から借金することで都合していた〔本多正一『プラネタリウムにて──中井英夫に──』(葉文館出版、2000年)p.164〕。 1996年、写真集『彗星との日々──中井英夫との四年半──』を光村印刷Bee Booksから刊行。 1997年、東京写真月間'97として、銀座ニコンサロンで写真展「彗星との日々」を開催。この写真展は、『アサヒカメラ』誌上で高梨豊から年間写真展ベスト5のひとつに選ばれた。 生涯独身を通して子を残さなかった中井英夫の著作権継承者として、『中井英夫全集』全12巻(東京創元社)やシリーズ『20世紀の記憶』(毎日新聞社)の編集、『KAWADE 道の手帖 中井英夫 虚実の間(あわい)に生きた作家』(河出書房新社、2007年)の編集などに従事している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「本多正一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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