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将棋(しょうぎ)は、2人で行うボードゲーム(盤上遊戯)の一種で、一般に「将棋」というときは特に本項で述べる本将棋(ほんしょうぎ)を指す。 チェスなどと同じく、インド古代のチャトランガが起源と考えられている。 以下、本項では主に本将棋について解説する(本将棋以外の将棋及び将棋に関連する遊戯については将棋類の一覧を参照)。 == 総説 == チェスやシャンチーなどと区別するため日本将棋(にほんしょうぎ)ともいい、特に日本の「本将棋」には「持ち駒」の観念があることが特徴とされ、これは諸外国の将棋類似のゲームにも例のない独特のルールである(持ち駒を利用したチェス派生のゲームも考案されている)。『レジャー白書』によると将棋人口は推定670万人である。 国際将棋フォーラム〔 『日本将棋用語事典』 p.77 東京堂出版 2004年〕や世界コンピュータ将棋選手権〔 『日本将棋用語事典』 p.113 東京堂出版 2004年〕の開催などもあり、日本国外への普及も進みつつある。 ゲーム理論の分類では二人零和有限確定完全情報ゲームである。ただし後述する千日手のルール上の不備のために、厳密には「有限」でない点がある(2007年時点の日本将棋連盟公式ルールを前提とする)。 現代の日本では特に本項で述べるいわゆる本将棋(81マスの将棋盤と40枚の将棋駒を使用)が普及している。また、はさみ将棋やまわり将棋など本将棋のほかにも将棋の盤と駒を利用して別のルールで遊んだりする遊戯があり変則将棋と総称される〔 『日本将棋用語事典』 p.175-176 東京堂出版 2004年〕。 歴史的には「大将棋」(225マスの将棋盤と130枚の将棋駒を使用)、「中将棋」(144マスの将棋盤と92枚の将棋駒を使用)、「小将棋」(81マスの将棋盤と42枚の将棋駒を使用)などが指されていたこともあり、これらの将棋は現代の将棋に対して「古将棋」と総称される〔 『日本将棋用語事典』 p.129 東京堂出版 2004年〕〔 『日本将棋用語事典』 p.102 東京堂出版 2004年〕。現代でも中将棋などわずかではあるが愛好家が存在する。他に小将棋から派生したと推定される朝倉将棋が福井県を中心として残されており、主に福井県内のイベントなどで朝倉将棋の大会が開かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「将棋」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shogi 」があります。 スポンサード リンク
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