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本山茂宗 : ミニ英和和英辞書
本山茂宗[もとやま しげむね]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本山 : [ほんざん]
 【名詞】 1. head temple 2. this temple 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [そう, しゅう]
 【名詞】 1. sect 

本山茂宗 : ウィキペディア日本語版
本山茂宗[もとやま しげむね]

本山 茂宗(もとやま しげむね)は、戦国時代大名土佐国本山郷より出た豪族。
武勇に優れた人物で、『土佐物語』では、「其器傑出して、偏に興立の志ありければ、近辺の金銀衣食を与へて是を懐け、諸士に賄を厚くして親みをなし、遂に人数を催して、土佐・吾川両郡に発向して、随はざるをば攻亡し、降を乞ふをば、免して幕下になし、両郡く打摩け、猛威を振ふ事甚し」といわれる傑物だった。土佐七雄の中では最も勢力が大きかった。
山深い土佐北部から出て、経済的に豊かな土佐中央部へ侵攻し勢力を拡大した。本城だった本山城を子の茂辰にゆずり、朝倉城に本拠を移して経営をたくましくした。天文9年(1540年)頃、契機を見て荒倉山を超えて吾川郡弘崎に兵を進め、その地の豪族・土佐吉良氏を滅亡に追い込む〔茂宗は吉良駿河守の不意を襲ったという。〕。さらに、土佐国の有力大名であった土佐一条氏の軍と戦うなど、本山氏の最盛期を築き上げた。長宗我部氏に対しては快く思っておらず、室町幕府に媚びていた長宗我部氏を「虎の威を借る野狐」と称した〔ただし土佐一条家の仲介を得て長宗我部氏と縁組している。また、長宗我部国親の出家を茂宗の死を悼んだものとする説もある(朝倉慶景「戦国末期の国人本山茂辰とその家族たち」(初出:『土佐史談』232号(2006年)/所収:平井上総 編『シリーズ・織豊大名の研究 第一巻 長宗我部元親』(戎光祥出版、2014年) ISBN 978-4-86403-125-7))。〕。
茂宗の死後、本山氏は長宗我部氏の反攻を受けるようになる〔茂宗の死は本山氏の家運に決定的な打撃を与え、長宗我部氏との均衡が崩れる要因を成した。〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「本山茂宗」の詳細全文を読む




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