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本東寺(ほんとうじ)は、宮崎県延岡市にある日蓮宗の寺院。山号は慧日山(えにちざん)。興統法縁。 == 由緒 == 開基は行縢神社の別当寺であった真言宗行縢山大日寺別当の修験者である甲斐法喬隆覚(かいほっきょうりゅうかく)、開山は、その子の薩摩阿闍梨日叡(さつまあじゃりにちえい)。 * 延岡市西部に聳える行縢山には古くから修験道の行者がおり、甲斐法喬は鎌倉時代末期の行縢山大日堂の住持であった。 * 建武の新政、南北朝争乱の頃、息子日叡の法華改宗により大日堂を法華堂に改め、今の本東寺のもととなる。 * 1444年、西階城(延岡市西階町)を拠点としていた土持氏が松尾城(延岡市松山町)を築城し、その鬼門寺として行縢山から移転されたと伝えられる。 * 戦国時代、土持氏が滅び、1603年、高橋元種により延岡城が築城され、以後延岡城が拠点となる。本東寺は移築されなかったが、城主の外護を受け、特に高橋家の次の城主、有馬家の篤い外護を受けた。 * 織田信長、徳川家康の曾孫で、有馬直純の正室であった日向御前は、本東寺の篤信であり、愛用の数珠が伝えられていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「本東寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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