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本田透 : ミニ英和和英辞書
本田透[みやのこうじ みずほ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 

本田透 : ウィキペディア日本語版
本田透[みやのこうじ みずほ]

本田 透漫画フルーツバスケット』の同名の主人公とは無関係で、本田は同作の連載以前よりこの名義を使用しているとしている。〕(ほんだ とおる、1969年5月12日 - )は、日本著作家評論家小説家脚本家
別名義として宮小路 瑞穂(みやのこうじ みずほ)がある。これは、PCゲーム処女はお姉さまに恋してる』へのオマージュである。
== 経歴・人物 ==

兵庫県神戸市出身。早くに父親が蒸発、残された母親に虐待されて育ったと称している〔本人著『電波男』、P394~396。〕。『電波男』には父と母が仕方なく結婚(後に事実上離婚)したため、嫌いな人との間に出来た自分が愛されなかったこと、まともな食事を与えられなかったこと、男である事を否定されて彼女が出来ると邪魔をされたなどが克明に書かれている〔。
近所にあった名門灘中学校への進学を、貧困を理由に母から反対され断念。公立中学に進学〔本人著『電波男』、P396。〕。イジメに遭い神戸の高校を中退した後、母が死去したため遺産で大学入学資格検定の勉強を始め〔本人著『電波男』、P398。〕、早稲田大学第一文学部哲学科入学。その後中退、再入学を経て早稲田大学人間科学部人間基礎科学科家族社会学専攻卒。デジタルハリウッドに通っていたこともある。
1995年阪神・淡路大震災で神戸の家が震災にあう〔本人著『電波男』、P399。〕。ちなみに、インタビューでは、大学時代はバンド活動などを行っていたが、岡田斗司夫の影響を受けておたくの道に進んだその瞬間にモテなくなり、同じ人間でも扱いが違うことに驚き、この世の真理を認識したと発言している〔本田透インタビュー 真実の愛を求め、俺たちは二次元に旅立った! (excite)〕。
1996年よりウェブサイトしろはた」を主宰。『新世紀エヴァンゲリオン』をネタにした「肉感アスカ」(後に「日刊アスカ」と改題、飛鳥新社同名の日刊紙とは無関係)、プロ野球コラム「プロ野球景気の悪い話」などで注目される。広島東洋カープの過酷な練習を「一試合完全燃焼主義」による「広島アストロ球団」と評したり、水島新司が漫画で活躍させた人物・団体などが現実では酷い目に遭うというジンクス「水島の呪い」などを主張した。また、水島漫画で実在の選手などが水島オリジナルキャラの引き立て役にされることを、水島が実在の人物を「シメる」(制裁する)と表現した。かつての「しろはた」では他にも、洋楽、AV家電、性風俗、格闘技など幅広い分野を扱っていたが、徐々に現在のような二次元コンプレックス系のサイトに変化していった。
2004年に「キモメン王国」の建国を宣言。自身が「キモメン」(気持ち悪い顔、いわゆる不細工)であり、もてない男喪男)であることを正面から打ち出し、二次コンのすばらしさを主張した。本田は自身をキモメンであると強調しているが、現実の本田がそうであるかについては意見が分かれる。対談の中で本田は、「僕は肝心の魂が喪男ですから」と語ったこともあるが、自著の中で、異性との交際経験があると発言しており、本田自身は喪男の定義から外れている。
2005年には、前述のキモメン王国建国宣言および『妹・コレクション』(共著書)などでの主張を発展させた『電波男』を三才ブックスから上梓。この本で二次元萌えの、現実の恋愛に対する優位を主張し、マスメディア恋愛観を「恋愛資本主義」と呼んで批判した。同年のライブドアによるニッポン放送株の取得騒動の時には「僕はほりえもんに期待してるんです。フジサンケイグループを支配してしまったら、キモオタが恋愛資本主義も支配ですよ!」と発言した〔。さらに、この年のメイド喫茶などの流行について、「オタクの妄想が現実化したもの」であり「妄想(二次元)は、何の価値もなく現実(三次元)だけが絶対の価値を持つ」という考えに対する反証として高く評価し、「いずれは三次元の男女が恋愛関係ではなく、メイドさんと御主人さまという関係を構築する。そんなすばらしい世の中が到来するのではないでしょうか」と述べている〔『メイドさん大全』p93より。〕。
三次元の女性に興味を持たず、軋轢を避けることを「護身」と称し、現在は『ONE 〜輝く季節へ〜』の川名みさきを「脳内妻」にして〔本人著『電波男』、P296~306。〕、脳内妻や脳内妹などの「脳内家族」と満ち足りた生活を送っていると主張している。最終的な夢は、執筆したライトノベルのマンガ化、アニメ化を達成し、ドロンパビル〔本田透インタビュー ドロンパビルとは (excite)〕を建てることだと、インタビューの中で語っている。
阪神タイガースファンであり、アントニオ猪木信者であると自称する。
2012年以降、新著は発表されておらず、またメディア露出もない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「本田透」の詳細全文を読む




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