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本陣狸大明神社(ほんじんたぬきだいみょうじんじゃ)は、北海道札幌市中央区にある、タヌキを祭っている神社。「狸神社」という通称もある。狸小路商店街の5丁目に設置されている。神社には本陣狸大明神や商売繁盛など8つの徳を持つと言われる狸の地蔵が祀られているほか、おみくじを引くことも可能である。運営・管理は、札幌狸小路商店街振興組合が行なっている。 == 沿革 == 本陣狸大明神社は1973年、狸祭り第20回と狸小路が設立から100周年記念を迎えたことをきっかけに建立された。設立した当初は狸小路4丁目に設置されていたが、その後現在の位置である狸小路5丁目へと移された。神社に祀られている本陣狸大明神は八百八狸・隠神刑部(はっぴゃくやたぬき・いぬかみぎょうぶ)の家系であり、その妻かずさ御前は上総守・証和大明神(かずさのかみ・しょうわだいみょうじん)の血を引く。特にこの証和大明神は証城寺の狸囃子において狸族の統率者としてその腹を毎晩叩いたことも高名であり、證誠寺はかずさ御前の実家に当たる。この2体は狸小路におかれる前に、證誠寺で結婚式を挙げている。北海道にこの2体の御本尊がやってきた際、狸小路では市民が太鼓やみこしなど盛大なイベントで迎えた。なお、現在この本尊2体は外から見ることはできない。 この2体の間には鶴の宮・藻里豊姫(つるのみや・もりとひめ)と真狸(まり)の2匹の娘がいる。藻里豊姫は北海道登別市鷲別に祀られている蝦夷守・和登狸大明神(えぞのかみ・かずとたぬきだいみょうじん)へ嫁いだ。また、真狸は2003年に愛媛県松山市の狸平(りへい)へ嫁いだ。この狸平との結婚式は松山市内のデパートで行われ、松山市と狸小路のつながりを一層深めた。これ以前の2001年2月に、松山銀天街・大街道商店街振興組合連合会と狸小路商店街の姉妹提携が結ばれており、この提携の正式な式典も本陣狸大明神社前で執り行われていた。 また、北海道日本ハムファイターズが日本シリーズ優勝を果たした2006年には、ファイターズのファンとマスコットキャラクターのブリスキー・ザ・ベアーが、2006年シリーズ開幕前に優勝祈願として本陣狸大明神社を拝んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「本陣狸大明神社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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