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本音と建前(ほんねとたてまえ)は、何がしかに対する人の感情と態度との違いを示す言葉である。しばしば日本人論に見出される言葉でもある。 ==概要== 「本音」は、何がしかの事柄に対して、個人や集団に共有される意識に内在する感情や欲求を含む価値観に照らして心に抱かれるものであり、これは全く自由な心の働きによって形作られる。同義語には「本心」が挙げられ、自身に対する偽り(嘘)を含まない。 ただこういった本音は、その人や集団が社会から期待されていたり求められるものとは食い違うこともある。そういった対外的な要素を加味して形作られるのが「建前」である。建前では、本音のうちで余り他に知られることが芳しくない事柄が語られない一方、例え本音では自身が望まない事柄であろうとも、それを肯定することで結果的に自身の望む結果が期待されるなら、敢えて認めるなどされる。建前は「表向きの方針」とも解され、実際の方向性はともあれ、対外的に表明される。 この中では儒教思想における「由らしむべし知らしむべからず」(本来の意味は「民を為政者の定める方針に従わせることは容易いが、その理由を全てに理解させることは難しい」)のまま誤解を含む解釈に関連し、施政方針演説においてはしばしば建前論が述べられる。 なお建前という語は「建物の主だった骨組みを作る」ことや、あるいはその骨組みが出来上がった時点で行われる儀式も指しているが、特に「本音と建前」で言うところの建前は、実際の意味として「立前」とも表記されるほうの語で、こちらは棒手売や大道商人(→実演販売など)の商品を売る際の口上を指している〔『広辞苑』第四版〕。調子のいい商人ともなると、この売り口上であること無いことをさももっともらしく吹聴する訳だが、結果的に耳朶に心地よく他を不快にさせないよう表現や内容が選ばれ、また商品の欠陥や疵瑕を口にしないなど、ある意味での嘘も含まれる。 だが建前というのは世界では嘘と判断されている。この本音と建前という文化が存在している事から2013年3月15日に放送されたネプ&イモトの世界番付で日本は世界4位アジア1位の嘘つきな国にランクインした〔日本が「嘘つきな国ランキング」4位!本当か なんで韓国が15位なの?ネットで不満の声 : J-CASTニュース 〕〔レコードチャイナ:日本は世界4位の嘘つき大国、中国人はこれをどう見たか?―中... 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「本音と建前」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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