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札幌市交通局6000形電車 : ミニ英和和英辞書
札幌市交通局6000形電車[さっぽろしこうつうきょく6000がたでんしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふだ]
 【名詞】 1. (1) token 2. label 3. (2) ticket 4. card 5. (3) charm 6. talisman 
: [し]
  1. (n-suf) city 
交通 : [こうつう]
  1. (n,vs) communication 2. transportation 3. traffic 4. intercourse 
: [つう]
  1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. 
: [きょく, つぼね]
 【名詞】 1. court lady 2. lady-in-waiting
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

札幌市交通局6000形電車 : ウィキペディア日本語版
札幌市交通局6000形電車[さっぽろしこうつうきょく6000がたでんしゃ]

札幌市交通局6000形電車(さっぽろしこうつうきょく6000がたでんしゃ)は、かつて札幌市交通局札幌市営地下鉄)が保有していた通勤形電車東西線で運用されていた。
==概要==
1976年、東西線の琴似駅 - 白石駅間の開業に伴って登場した。南北線第三軌条方式から架空電車線方式に変更され、架線電圧も1,500Vとなった。最大9両編成までの増結を考慮した設計であったが、開業当初は4両編成(6100・6200・6300・6900)、1982年に白石駅 - 新さっぽろ駅間が延伸開業した際に増結され6両編成(6400・6600を新製)とされた。さらに、1999年には琴似駅 - 宮の沢駅間が延伸開業し、8300形1両を増結して7両編成とされ、以下のような編成を組成した。
8300形は、本来ならば6500となるべき箇所(5号車)に入っている。これは、近い将来に6000形を8000形に置き換えた後も8300形を8000形編成に組み込んで継続使用することを考慮し、6000形と8000形では、以下の通り電動車(M)と付随車(T)の配置が千鳥になっているためとされる。
落成時点では自動列車運転装置 (ATO) を装備し、運転士が出発ボタンを押した後は次駅停車までの自動運転が可能であった。しかし、1991年頃にATOは撤去され、新たに「AVC」が装備された。AVCは、ひばりが丘駅の乗務員専用ホームから東車両基地へ自動回送を行うシステムである〔このAVCは8000形にも装備されている。〕。
駆動方式は南北線2000形までの差動歯車を用いた車体装架カルダン駆動に代えて、1台車に4個のモーターを持つ平行カルダン駆動を採用した。この1台車4個モーターの駆動方式は1973年に登場した南北線の検測車で試験された。主回路制御は6000形は電機子チョッパ制御、8300形はVVVFインバータ制御である。
当初、6000形はすべて西車両基地にて検査・留置されていた。そのため、かつては西28丁目行の列車も存在していた。1982年の白石駅 - 新さっぽろ駅延長開通と同時に東車両基地が建設され、東豊線が開通するまでは、東車両基地と西車両基地とで半数ずつ車両を留置していた〔検査は、基本的に東車両基地で行われていた。〕。その後、東豊線が開通し、東豊線の車両が西車両基地を使用することになったため、東車両基地の増築工事が行われ、東西線の車両はすべて東車両基地で検査・留置されることとなった。
8300形は6000形と同様の車体塗色であるが、車内はほぼ8000形車両に準じた仕様となっているため、車両番号を確認するほかに車内を見ることで区別できた。
1975年に製造された試作車(第1編成)は他編成と車体形状が異なっていた(後述)。1977年には札幌市営地下鉄の車両で唯一鉄道友の会ローレル賞を受賞し、記念プレートが2005年に運用離脱した第2編成に取り付けられていた。
札幌市営地下鉄で初めて、車体に乗降促進ブザー音(車外向けドアブザー)が設置された。この車外ブザーは以降の札幌市営地下鉄の車両にも踏襲されているが、鳴動するのはドアが閉まる直前のみである。スピーカーが各車両の外側(片側に1ヶ所ずつ)にしかないため、現在のバリアフリー法における車両ガイドラインに定められたドアチャイムの基準は満たしていない。
6000形に搭載されたドアブザーの音色は編成によって音階などが異なり、同一編成でも左右で異なる音が鳴動する。
連結部付近は2000形と異なって等間隔となり、貫通路は大きな六角形状のものとなった。この六角形の貫通路は8000形までの札幌市営地下鉄の車両に踏襲される〔2015年に導入された東豊線9000形車両は、長方形の貫通路である。〕。また、その付近のつり革は南北線2000形・3000形の短い座席位置の4本に対し、本形式では5本になっている。
全編成の先頭車に行先表示器が設置されておらず、またプレート等を先頭部に取り付けることによる行先表示も行われることはなかった。試運転時のみ、「試運転」と書かれたプレートを乗務員室内から掲示していた。
老巧化及び将来のワンマン運転化に備え、2002年より8000形の増備によって淘汰が進められ、2008年8月30日を最後に営業運転を終了〔2008年8月31日北海道新聞より 宮の沢駅での引退セレモニーの様子〕し、東西線車両は8000形に統一された。同時に可動式ホーム柵を各駅に順次設置し、約18年の歳月を経て同年9月1日よりATOによる自動運転が再開された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「札幌市交通局6000形電車」の詳細全文を読む




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