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札幌市北3条広場(さっぽろしきたさんじょうひろば)は、北海道札幌市中央区北2条西4丁目 - 北3条西4丁目に所在する歩行者専用空間。2014年(平成26年)7月19日にオープン。札幌駅前通まちづくり株式会社が運営。通称は北3条広場。愛称はアカプラ(赤れんがプラザ)〔http://www.city.sapporo.jp/kikaku/downtown/project/kita3jouhiroba.html〕。 周辺の再開発(札幌駅前通地下歩行空間・札幌三井JPビルディング)に伴い、北海道庁赤れんがの正門より、札幌三井ビルディング・日本生命札幌ビルに囲まれた北3条通(うけつぎの軸)の基点を歩行者専用の空間として再開発。札幌駅前通まちづくり株式会社が運営し、イベントの開催やオープンカフェなどの施設が設けられる。 == 札幌舗装道路発祥の地 == 広場として整備される90年前の1924年(大正13年)、ここは札幌市内で初めて道路に舗装がほどこされた場所であった。当時は「豊富な砂利があるのに、なぜ高価な舗装道路を造らなくてはならないのか」という意見が根強かったが、札幌のような積雪寒冷地に適した道路舗装工法が模索されていた時期でもあり、交通量の多い道庁前を選んで試験的に舗装が実施された。 仕様は以下の通り。 * 延長 - 117.27メートル * 幅員 - 14.54メートル * 面積 - 1856.5平方メートル 歩道はアスファルト舗装だったが、車道には木塊が用いられた。当時函館方面で多く産出したケヤキ材から、縦15・横9センチのブロックを作成し、クレオソート油と20 - 25 % のコールタールを混合した防腐剤に2時間漬け込んだ後、路上にていねいに敷き詰められた。 だが、舗装区間の短さにもかかわらず工事費は41,572円に達し、「あれだけの金をかければ殖民道路が何里もできる」と非難され、道議会でも質問の的となった。実際、この金額を当時の標準的な道路の新設に費やしたとすると、約4里(16キロメートル)は敷設できたはずだった。 しかも理想的な舗装状態は長続きせず、翌年には一部が膨れ上がり、2 - 3年後には大部分が浮き上がってしまった。そのため1930年(昭和5年)に改めて車道全体をアスファルトで舗装し直し、木塊はそのまま地中に封じ込められた。 2014年(平成26年)の再開発に伴い、地中の木塊舗装はすべて取り払われて保存され、路面には旧北海道庁の外壁に合わせて赤れんがが敷き詰められた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「札幌市北3条広場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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