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札幌郊外電気軌道キハ1形気動車(さっぽろこうがいでんききどうキハ1がたきどうしゃ)は、札幌郊外電気軌道が1931年(昭和6年)に導入したガソリンカー(気動車)である。札幌郊外電気軌道の運行休止後はエンジン換装の上で北見鉄道に売却されて、ここでガソリンの使用統制によりガソリンエンジンを降ろされて客車のハ1となった。さらに北見鉄道の廃止により小名浜臨港鉄道に移り、ハフ1として1952年(昭和27年)まで使用された。 == 背景 == 札幌郊外電気軌道はもともと、札幌温泉への観光客輸送を目的として札幌温泉電気軌道として設立され、1929年(昭和4年)に開通してデ1形電車を2両導入して運行を行っていた。しかし変電所が1930年(昭和5年)に火災を起こして焼失し、応急的に札幌市電から電気の供給を受けて運行を続けたものの、電気代未払いでこれもできなくなった。そこで、ガソリンカーを導入して運行を再開することとした。このために導入されたのがこのキハ1である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「札幌郊外電気軌道キハ1形気動車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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