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ホオノキ(朴の木、''Magnolia obovata''、シノニム:''M. hypoleuca'')はモクレン科の落葉高木。 == 形態 == 大きくなる木で、樹高30 m、直径1 m以上になるものもある。 樹皮は灰白色、きめが細かく、裂け目を生じない。葉は大きく、長さ20 cm以上、時に40 cmにもなり、葉の大きさではトチノキに並ぶ。葉柄は3-4 cmと短い。葉の形は倒卵状楕円形、やや白っぽい明るい緑で、裏面は白い粉を吹く。互生するが、枝先に束生し、輪生状に見える。花も大型で大人の掌に余る白い花が輪生状の葉の真ん中から顔を出し、真上に向かって開花する。白色または淡黄色、6月ごろ咲き芳香がある。 ホオノキは花びらの数が多くらせん状に配列し、がく片と花弁の区別が明瞭ではないなど、モクレン科の植物の比較的原始的な特徴を受け継いでいる。 果実は袋果で、たくさんの袋がついており、各袋に0 -2個の種子が入っている。 File:Magnolia-hypoleuca-00.JPG|大きな葉をつける File:Magnolia obovata sprout.jpg|樹皮と幹の不定芽 File:Magnolia obovata 10.JPG|花 File:Magnolia hypoleuca (200705).jpg|花。5月・神奈川県。 File:Magnolia hypoleuca4.JPG|若い果実 File:Magnolia hypoleuca 5.JPG|熟した果実 File:Image-Magnolia hypoleuca 6.JPG|種子 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホオノキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Magnolia obovata 」があります。 スポンサード リンク
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