翻訳と辞書
Words near each other
・ 李仁和
・ 李仁孝
・ 李仁星
・ 李仁栄
・ 李仁済
・ 李今淑
・ 李仏金
・ 李仙ニ
・ 李仙得
・ 李仙蕙
李代桃僵
・ 李令月
・ 李仲禧
・ 李会昌
・ 李会栄
・ 李会榮
・ 李佐
・ 李佐 (北魏)
・ 李佛金
・ 李作成


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

李代桃僵 : ミニ英和和英辞書
李代桃僵[りだいとうきょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [り, すもも]
 【名詞】 1. (Japanese) plum 2. prune 3. prunus salicina 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [もも]
 【名詞】 1. peach 2. prunus persica (tree)

李代桃僵 : ウィキペディア日本語版
李代桃僵[りだいとうきょう]
李代桃僵(りだいとうきょう、李(すもも)が桃の代わりに僵(たお)れる)は兵法三十六計の第十一計にあたる戦術。
桃(高い価値がある果実)の木を守るために、李(桃より価値が低い果実)の木が倒れる。
損害を受けざるを得ないときには、不要な部分を犠牲にして、全体の被害を少なく抑えつつ勝利するように図る戦術のこと。
孫臏田忌に仕えたとき、威王が主催する競馬大会が開かれていた。田忌と威王にはそれぞれ上・中・下の三種類の馬がいたが、それぞれの実力は伯仲し、勝負の行方は知れない状態だった。そこで孫臏は威王の上・中・下の馬に対して下・上・中の順番で当てるように献策し、その結果最初の一頭は負けたが後の二頭は勝ったので勝負は田忌の勝ちとなった。田忌は大いに面目をほどこし、以後孫臏の知略を信頼するようになった。
上の孫臏の話は競馬で田忌に例示したのだが、北宋の蘇洵の「権書」などで解説されているように、真意は軍事の計略を示すものである。すなわち、敵の上軍には己の下軍をあて、敵の中軍には己の上軍をあて、敵の下軍には己の中軍をあてる。このようにすれば、己の下軍は犠牲となって敵の上軍に屠られるが、全体では我軍が二勝一敗となって最終的に勝利する結果となると言うものである。
ハンニバルカンナエの戦いで、敵の中央突破に備え、中央には弱兵を置いて層を厚くし、その左右に強兵を置いた。果たして中央で敵を食い止めている間に、味方の強兵が左右の敵を蹴散らし、更に別働隊の騎兵が後ろに回りこみ包囲が完成。敵は大混乱に陥り、2倍の敵を殲滅する大勝を収めた。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「李代桃僵」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.