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李 永吉(リ・ヨンギル、1955年〔北朝鮮、軍トップを処刑 「権力乱用や分派作った容疑」 朝日新聞 2016年2月10日〕 - 2016年2月)は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人。朝鮮人民軍総参謀長、朝鮮労働党中央軍事委員会委員。朝鮮人民軍における軍事称号(階級)は大将。 == 略歴 == 2010年9月28日、朝鮮労働党第3回党代表者会において、中将の階級で党中央委員に選出される〔「附録 主要機関メンバー 」中川雅彦(編)『朝鮮労働党の権力後継 』アジア経済研究所、2011年、p.130〕。江原道駐屯の第5軍団長を務め、2013年初頭に崔富日の後任として軍総参謀部作戦局長に就任した後、同年8月25日の朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議の決定により、3ヶ月あまりで解任された金格植の後任として、朝鮮人民軍総参謀長に就任、これと同時に上将から大将に昇格したと見られている。これは、8月29日付け『労働新聞』の金正恩のサッカー観戦を報じる記事の中で、序列5位で掲載された人民武力部長の張正男より上位で、朴奉珠、崔竜海、張成沢に続く序列4位で掲載されたことから推測されたものである〔李永吉が大将に、総参謀長なるか デイリーNK 2013年8月30日〕〔韓国哨戒艦爆沈主導の金格植、北朝鮮軍総参謀長解任 中央日報 2013年8月30日〕。そして、同年10月10日の朝鮮労働党創建68周年を伝える朝鮮中央通信の報道で、李永吉が朝鮮人民軍総参謀長に就任していたことが正式に判明した〔北朝鮮、総参謀長交代を公式報道 産経ニュース 2013年10月10日〕。 同年12月14日、金国泰の葬儀委員を伝える朝鮮中央放送の報道で、葬儀委員長の金永南、朴奉珠、崔竜海に続く序列4位で呼称された〔金慶喜氏、病死幹部の葬儀委員に=張氏粛清後も影響力維持か-北朝鮮 時事通信 2013年12月15日〕。 2014年3月に行われた第13期最高人民会議代議員選挙で代議員に再選された。同年4月27日の朝鮮中央通信の報道により、朝鮮労働党中央軍事委員会委員に就任していたことが判明した〔金正恩氏「反米対決戦で百勝する」訓練強化指示 YOMIURI ONLINE 2014年4月27日〕。2015年4月には、党政治局候補委員に昇格した〔。 2016年2月10日、複数の韓国メディアは、消息筋の話として、分派活動などを行った嫌疑で2016年2月の初めに処刑されたと報じた〔北朝鮮軍総参謀長、処刑か=韓国メディア報道 時事通信、2016年2月10日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「李永吉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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