翻訳と辞書
Words near each other
・ 杏堂なつ
・ 杏堂まい
・ 杏堂駅
・ 杏奈
・ 杏子
・ 杏子 (ミュージシャン)
・ 杏子のANTENNA CAFE
・ 杏子ゆう
・ 杏子御津
・ 杏林
杏林内省録
・ 杏林堂
・ 杏林堂薬局
・ 杏林大割箸事故
・ 杏林大学
・ 杏林大学の人物一覧
・ 杏林大学医学部付属病院
・ 杏林大学医学部付属看護専門学校
・ 杏林大学病院
・ 杏林大病院割りばし死事件


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

杏林内省録 : ミニ英和和英辞書
杏林内省録[きょうりんないせいろく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あんず]
 【名詞】 1. (gen) (food) apricot 2. apricot tree 
杏林 : [きょうりん]
 (n) apricot grove
: [はやし]
 【名詞】 1. woods 2. forest 3. copse 4. thicket 
林内 : [りんない]
 (n) interior of a forest or wood
: [うち]
 【名詞】 1. inside 
内省 : [ないせい]
  1. (n,vs) introspection 2. reflection on one's self 

杏林内省録 : ウィキペディア日本語版
杏林内省録[きょうりんないせいろく]
杏林内省録』(きょうりんないせいろく)は、備前岡山藩医であった緒方惟勝義夫(摂生堂)が医師の心得や症例などを書いた天保期の医術書。天保7年(1836年)夏に門人12人とともに京都で著された。全六巻。
== 経緯 ==
医師の倫理及び症例をあげ、治療法を教示している名著とされる。「続日本随筆大成第10巻」内にも収められている。
当時の医師らの様子・乱れを嘆いて書かれたもので、官医、市医、里医ごとに医師としての心構えなどを説いているほか、師を選ぶ心得として七不事(してはいけないこと)を記している。「お金を貪り貧しい生徒を遠ざける、技術を秘匿し人に伝えない、個人的な親しさの度合いを論じて才能の有無を弁じない、名聞を貴び威儀を飾る、衣服は美しくして薬品をぞんざいにする、黄白(黄金のことか)を重んじて治術(治療の術)を軽んじる、家の事を専ら行い教導を怠る、このうちひとつでもあれば、師として仕えることはできない。」と述べている(杏林内省録(巻六))。
また、「杏林内省録」では、各地の不可思議な事象・伝承にも言及しており、百姓満平の長寿話をはじめ、妖怪などの伝承についても記述されている(緒方惟勝伝承の妖怪については国際日本文化研究センターの「怪異・妖怪伝承データベース」参照)。
なお、著者緒方惟勝には、この杏林内省録のほか、「増補衛生秘要鈔」「医事難問」「療治緒訓」「病因正誤」などの著書があるほか、奥劣斎の著とされる「産科手術秘録」第一巻は惟勝の筆記によるもの。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「杏林内省録」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.