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杜 けあき(もり けあき、1959年7月26日 - )は、宮城県仙台市出身の女優で、宝塚歌劇団卒業生(元雪組トップスター)。 公称身長165センチ、血液型AB型、出身校仙台白百合高等学校。本名:狩野久美子(かの くみこ)。宝塚歌劇団時代の愛称は「もりちゃん」「かりんちょ」。所属事務所はセンスアップ。 == 来歴 == 1979年、65期生として宝塚歌劇団に入団。花組公演『花影記/紅はこべ』で初舞台を踏む。同期に南風まい・春風ひとみ・さつきりせ・前田真里・白川亜樹(山沖之彦夫人、芹香斗亜実母)・たまなめいらがいる。入団時の成績は45人中7位〔『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』小林公一・監修、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、P.91。ISBN 9784484146010〕。 1980年4月8日〔、雪組に配属。翌1981年に『彷徨のレクイエム』で、新人公演初主役に抜擢され、以来、2番手男役までの間にほとんどの新人公演の主演を務め男役スターとしての地位を築く。 1983年、当時としては最年少(入団5年目)で宝塚バウホール公演『恋のトリコロール』主演。翌1984年雪組男役3番手、1985年には男役2番手に昇進。 1988年に平みちの退団に伴い、雪組トップスターに就任。初の東北地方出身トップスターが誕生した。相手役には、男役出身の鮎ゆうきを迎え、翌1989年の『ムッシュ・ド・巴里/ラ・パッション』がお披露目公演となった。 同年、『ベルサイユのばら -アンドレとオスカル編-』ではアンドレを主役として演じる。1991年の月組公演『ベルサイユのばら -オスカル編-』でアンドレ役で当時の他組トップスター(大浦みずき、日向薫)と日替わりで特別出演し、この公演で月組トップスターに就任した涼風真世のお披露目公演に華を添えた。同年の全国ツアーでは、『ベルサイユのばら -オスカル・アンドレ編-』で今度はオスカルを主役として演じた。 1991年、相手役の鮎が『華麗なるギャツビー/ラバーズ・コンチェルト』の東京公演千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団したため、後任の相手役として紫ともを迎える。翌年、『この恋は雲の涯まで』で新トップコンビとしての大劇場初お披露目となった。 1992年、宝塚大劇場改築に伴う旧大劇場最後の公演、『忠臣蔵〜花に散り雪に散り〜』が彼女の退団公演となり、旧大劇場時代の最後のトップスターとなった。翌1993年3月31日〔、同作品の東京公演千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団。 退団前に再演されたバウホール公演『ヴァレンチノ』と『忠臣蔵』の演技が評価され、1992年度菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞。 退団後は、サンミュージックプロダクション→アトリエ・ダンカンを経て現在の事務所に所属している。舞台・テレビで女優として活躍をつづけている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「杜けあき」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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