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東ティモールの国章(ひがしティモールのこくしょう)は、2007年1月18日に法律 02/2007 により導入された〔法律 02/2007 国の象徴について 〕。この国章は1975年11月28日、東ティモール民主共和国として独立宣言を行った際に用いていた国章の意匠に基づく。 == 紋章の詳細 == この国章は東ティモールの国土と国のあり方を表す〔。国章中央の逆さになった盾のような形は、東ティモールの最高峰であるタタマイラウ山(Tatamailau, Ramelau とも)のピラミッド状の形を表す。山には上部に1つ、下部に3つの角がある。4つの角は、権力を大統領・議会・政府・司法へと分立させる原則と、政府各機関の独立性を表す〔。山は白地の中に赤色で描かれ、赤の中には黄金色でふち取りした黒色が広がる。この赤・黄・黒・白は国旗の色である。白色は平和を、黄色は豊かさを、黒は打ち破られるべき日食を、赤は愛国心と民族解放への闘争を表す〔。 山の上のほうには白い星があり、下に向けて白い光を放射している。星は人々を平和へ導く寛大さと正直さを、その放つ光は人々の連帯と世界へ平和を広げる意志を表す〔。その下には、黄金色の台の上に置かれた赤い本がある。本の右側のページには4本、左側には5本の黒い線が書かれている。本と台の右側には黄金色の稲穂が下向きに描かれ、左側には黄金色のトウモロコシが上向きに描かれる。開いた本・台・稲穂・トウモロコシは、知恵と、この地域に教育・文化・社会正義・農業・産業を発展させる人々の能力を表す〔。 本の台の下には灰色で銃口を右に向けた自動小銃(AK-47を基にしている)があり、その背後には左上から右下に向けて黄金色の矢が交差している。自動小銃の下には黄金色のティモール式の弓が、弦を上にした状態で置かれている。ライフルと弓矢は、東ティモールの主権の誇りと尊厳を守るための、また民族解放のための、人々の数世紀にわたる抵抗の歴史を表す〔。 山形の下には赤く縁取りした白色の帯がたなびき、ポルトガル語で国の新しいモットーである「」(統一、行動、前進)が赤い字で書かれている。この標語は政治と倫理の根本的な価値観を表す。山形と帯は、2つの赤く細い円で囲まれる。2つの円の間には白地に赤色の字で、ポルトガル語で正式国名「」(東ティモール民主共和国)が上側に書かれ、下側には「」という略称が書かれる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東ティモールの国章」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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