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東京五輪音頭 : ミニ英和和英辞書
東京五輪音頭[とうきょうごりんおんど]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
東京 : [とうきょう]
 【名詞】 1. Tokyo (current capital of Japan) 
: [みやこ, きょう, けい]
 【名詞】 1. capital 2. metropolis
: [ご]
  1. (num) five 
五輪 : [ごりん]
 【名詞】 1. the Olympics 
: [わ]
 【名詞】 1. ring 2. hoop 3. circle 
: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 
音頭 : [おんどう, おんど]
 【名詞】 1. workmen's songs 2. marching songs 
: [あたま, とう]
 【名詞】 1. counter for large animals 

東京五輪音頭 : ウィキペディア日本語版
東京五輪音頭[とうきょうごりんおんど]

東京五輪音頭」(とうきょうごりんおんど)は、1964年10月に開催された東京オリンピックのテーマソングである。日本放送協会(NHK)制定曲。作詞は宮田隆、作曲は古賀政男
== 概要 ==
東京五輪開催の前年、1963年6月23日オリンピックデー)に楽曲が発表された。
三波春夫盤のレコードが最も多くの枚数を売り上げたこともあり、現在では元々三波の持ち歌であったと思われることが多いが〔長田暁二『歌謡曲おもしろこぼれ話』社会思想社、2002年、186-187頁。ISBN 4390116495〕、楽曲発表の際に歌唱したのは三橋美智也であり、作曲者の古賀自身も三橋が歌うことを想定して作曲したという。
作曲者の古賀政男はコロムビア専属であったが、この曲に限って録音権を各レコード会社に開放していた。レコードは三波春夫(テイチク)、橋幸夫ビクター)、三橋美智也(キング)、坂本九東芝)、北島三郎畠山みどり(コロムビア)、大木伸夫司富子ポリドール)、つくば兄弟神楽坂浮子ビクター)などの競作で発売されたが、最も売れたのは三波盤で、1964年末までに130万枚を売り上げた〔三波春夫『歌藝の天地―歌謡曲の源流を辿る』PHP研究所、2001年、247頁。ISBN 4569575935〕。三波サイドが東京オリンピックの年のNHK紅白歌合戦のトリを狙う目的で集中的にプロモーションを行ったことが三波盤のヒットに繋がったという〔〔三波はこの年の第15回紅白歌合戦で大トリを務めた(ただし歌唱曲は「元禄名槍譜 俵星玄蕃」であった)。〕。
音楽評論家・池田憲一は、三波春夫の「東京五輪音頭」が群を抜いたヒットをした理由について、2001年に古賀政男文化振興財団から三波春夫が顕彰されたことを記念したイベント(於・けやきホール)において、「歌手は当然のごとく、自分の新曲が出ればその歌を熱心に歌って回るわけだが、当時の三波さんは、自分の新曲はさておき、どんな時も一生懸命『東京五輪音頭』を歌った。戦争に行き、シベリア捕虜となっていた三波さんは、彼の言葉を借りれば、『日本は、日本人は、頑張って、こんなに戦後復興を遂げたんですよ、ということを、戦後初めて世界に示すイベントである東京五輪はなんとしても成功してもらいたいと思った』という思いが人一倍強かった。そういう強い気持ちが乗った歌だった」というような内容の話をしている。
三波本人も五輪開催から30年が経った1994年に開催された自身の「芸道55周年記念リサイタル」でのMCにおいて、本楽曲について同じく三波が歌った大阪万博のテーマソング「世界の国からこんにちは」と共に「生涯の宝物でございます」と語っている。
2013年2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決まったことをきっかけに「東京五輪音頭」が再び注目を集め、テイチクは三波が歌う「東京五輪音頭」のCDとカセットテープを同年10月までに追加で1万枚(本)プレスしたところほぼ完売となり、iTunesなどでの音楽配信数もそれまでの約10倍を記録。第一興商での同年9月の「東京五輪音頭」のリクエスト順位が前月比で約9700位上昇するなどの反響があった〔「東京五輪音頭 再び脚光」『朝日新聞』2013年10月21日付夕刊、10頁(東京本社版)。〕。
各社競作で発売されたレコードの累計売上は300万枚〔紀田順一郎、間羊太郎『記録の百科事典 日本一編』竹内書店、1971年、199頁〕に達した。
大手レコード会社からは発売されなかったが、藤山一郎菅原洋一初音家賢次が歌うバージョンも存在する。藤山一郎盤は、(ソノレコード株式会社からソノシートとして発売)。菅原洋一盤は、(中外製薬株式会社の企画で、「体力・気力を生むオルパ錠」の歌のカップリングで、朝日ソノラマよりソノシートを製作)。初音家賢次盤は、(大阪鶴橋に1963年に設立されたニッポンレコードより発売)。また三波春夫のベスト盤にもよく収録されているが、後年の新録音版が収録される事が多く、シングル版と比べて一部節回しが異なる部分がある。
このほか、1964年6月公開の東宝映画『日本一のホラ吹き男』で、主演の植木等が冒頭の登場シーンで踊りながら1番を歌唱している(ロケ地は武蔵野陸上競技場)。
NHK紅白歌合戦では、1963年・「第14回NHK紅白歌合戦」にてエンディングで歌唱された。紅白のエンディングでは、通常「蛍の光」が歌われることが恒例となっており、同曲以外の楽曲が歌唱されたのはこの時のみである。また第一部が「昭和の紅白」として開催された1989年第40回NHK紅白歌合戦でも三波春夫によって歌唱された。2020年の東京オリンピック開催が決まった2013年の紅白では歌われなかったが、翌2014年第65回NHK紅白歌合戦では福田こうへいによるカバーが披露された。2015年第66回NHK紅白歌合戦では伍代夏子が歌唱予定〔第66回 出場歌手・曲順 「伍代夏子」 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東京五輪音頭」の詳細全文を読む




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