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東京港野鳥公園(とうきょうこうやちょうこうえん)は、東京都大田区東海三丁目にある都立の海浜公園である。1989年10月開園。利用者は年間約5万人ほど。東京都港湾局の所管で、指定管理者は日本野鳥の会グループ。 == 概要 == 東京都中央卸売市場(大田市場)に隣接し湾岸道路・首都高速道路に囲まれ、とても野鳥が居るとも思えない周辺環境の中、ひときわひっそりと存在するのが24.9ヘクタールのこの公園で、イベントが毎週のように開催されるなど、都立公園の中でもかなりしっかりとした管理が行われている公園である。毎年5月には「東京バードフェスティバル」が開催されている。 この公園は、もともと海であった1960年代に埋め立て事業が開始され、埋め立て後には地面に雨水などがたまって自然に池などができ、いつの間にか野鳥が集まり、バードウォッチングの有名スポットにもなり、これを生かしてつくられた。園内には河川の中流から下流までの環境が復元されており、開園以来210種類以上の野鳥が観察されている。 2000年6月17日に「シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク」の参加湿地となり、シギ・チドリ類の重要な生息地であることが国際的に認められた。 入園は管理事務所の券売機で入園券を買って入園するが、この公園は正門から続く道路を挟むような形で東側のエリアと西側のエリアに分かれているので、一方のエリアからもう一方のエリアに移動するときはいったんエリアから出る必要があるものの、速やかに移動すれば入園券を新たに購入する必要はない。園内4箇所にあるネイチャーセンター・観察小屋・観察広場には望遠鏡がいくつか備え付けられている。 東側エリアには、公園管理事務所や芝生広場、そして東海道貨物線をまたぐ歩道橋のいそしぎ橋を渡った先には東淡水池、潮入りの池などが広がっている。また東観察広場、ネイチャーセンターも東側のエリアにある。管理事務所では無料で双眼鏡を貸し出しており、芝生広場では、飲み物やパン・カップラーメンなどを販売している。東淡水池は雨水を溜めた池で、池を中心にヨシなどが周りを囲んでいる。東観察広場には観察壁があり、東淡水池が見渡せる。 ファイル:東京港野鳥公園管理事務所.JPG|公園管理事務所。東側エリアの入口も兼ねている。 ファイル:東観察広場の観察壁.JPG|東広場にある観察壁。ところどころに望遠鏡が据え付けられており自由に利用出来る ファイル:東淡水池.JPG|東淡水池。淡水のためヨシ原が茂っている 潮入りの池は海の水が出入りする汽水池で、干潟では野鳥の餌場となっている。また鳥たちが集まるような工夫がされており、バードウォッチングの経験がない来園者でも他の池と比べて比較的容易に観察することができる。なお、この潮入りの池と東淡水池を見渡せる位置には最新の野鳥情報を得ることができる冷暖房完備のネイチャーセンターがある。2階には観察小屋と同様に自由に利用出来る望遠鏡があり1階には情報展示室・図書コーナー・飲料の自動販売機などがある。地下1階には海からの漂着物を展示するスペースやカニをはじめとする干潟や磯場の生物のを間近に観察しながらまわることのできるガタガタウォークがある。 ファイル:東京港野鳥公園.JPG|潮入の池。池の一部から海水を取りれることによって汽水を再現している。 ファイル:望遠鏡から見た潮入りの池のカワウ.JPG|ネイチャーセンター2階の展望室にある望遠鏡から覗いたカワウ。(写真はコンパクトカメラのマクロモードで撮影したもの) ファイル:ガタガタウォーク.JPG|ネイチャーセンター地下1階のガタガタウォーク。渡り板を歩きながら干潟にいる生き物の様子を観察することが出来る。 一方、西側のエリアには西淡水池、自然生態園、自然学習センターなどがある。自然生態園は昔の農村をモデルにしており、小川が流れ、田や畑も整備されている他、児童のための自然学習センターがあり、イベント時に使用している。西淡水池は園内で最初につくられた池で、東淡水池と同様に雨水を溜めるために地下にパイプを通して周辺に降った雨が池に集まるようになっている。 ファイル:東京港野鳥公園西側エリア入口.JPG|西側エリア入口。東側エリアの入口と向かい合うかたちになっている。 ファイル:西淡水池.JPG|西淡水池。ヨシが茂り、木々に囲まれている ファイル:東京港野鳥公園自然生態園.JPG|自然生態園。田園風景を再現したエリア。西淡水池から小川が流れている ファイル:東京港野鳥公園観察小屋.JPG|園内には合わせて4つの観察小屋が点在する。(写真は西淡水池の4号観察小屋) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京港野鳥公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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