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東京電燈専用軌道(とうきょうでんとうせんようきどう)は、かつて福島県にあった一級水系阿賀野川水系日橋川流域の東京電燈(現・東京電力)水力発電所建設のための専用軌道である。 ここでは、猪苗代第二発電所および猪苗代第三発電所建設に伴って敷設された大寺専用鉄道、猪苗代第四発電所建設に伴って敷設された広田専用軌道について記述する。 == 大寺専用鉄道 == 大寺専用鉄道(おおでらせんようてつどう)は、かつて福島県耶麻郡磐梯村(現・磐梯町)にあった猪苗代第二発電所および猪苗代第三発電所建設のための専用軌道である。 猪苗代第二発電所建設に伴い、資材輸送用に国鉄(現・東日本旅客鉄道(JR東日本))磐越西線大寺駅(現・磐梯町駅) - 猪苗代第二発電所間に敷設された。1918年(大正7年)の猪苗代第二発電所完成後に当専用軌道は一旦撤去された。 その後、猪苗代第三発電所建設に伴い、大寺駅 - 猪苗代第三発電所間に再度敷設された。当専用軌道の途中、猪苗代第二発電所付近で軌道がスイッチバックしており〔この時の大寺駅 - 猪苗代第二発電所間は、猪苗代第二発電所建設時に敷設された路盤跡に再敷設されたものである。〕、日橋川には径間九十尺(約27.273m)2連の日橋川橋梁が架橋された。大寺駅の西側には当専用軌道の荷卸場が設置されていた。1926年(大正15年)の猪苗代第三発電所完成後に当専用軌道および日橋川橋梁は撤去された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京電燈専用軌道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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