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東北三大祭り(とうほくさんだいまつり)、または東北三大夏祭り(とうほくさんだいなつまつり)とは東北地方の著名な夏祭りをまとめて言う名称である。 == 概要 == 東北地方の主な夏祭りは開催時期が8月上旬に集中しており、各祭りは開催期間中おおむねどの日でも似た内容であるため旅行業者による夏のパッケージツアーとして組み合わせし易い。戦前から祭りとして確立。民俗学的見地から、いずれも「七夕(ねぶり流し)行事」に関連している。 これらの祭りは、その祭りのフォーマットやノウハウが発祥地から日本各地へと広まったという点でも共通する。仙台七夕は旧来の庶民の年中行事の1つである「七夕」を商店街イベントの「七夕祭り」へと昇華したことで、高度経済成長期に興隆した日本各地の中心部商店街や海外(ブラジルやアメリカ合衆国)に広まった(参照)。ねぶたも、夏祭りの出し物の1つとして青森県外へと広まっている(参照)。秋田竿燈も鳥取県米子市に伝播して「がいな祭り」となっている。 「東北三大祭り」という名称がいつから存在したのかは不明だが、1958年(昭和33年)に国鉄が青森ねぶた祭・秋田竿燈まつり・仙台七夕まつりの3つの祭を「東北三大まつり」として周遊券を発売開始している〔ねぶたの由来・変遷 (青森ねぶた祭オフィシャルサイト)〕。しかしこの頃の「東北三大祭り」の各祭の日程は鉄道による首都圏発地型では複数観ることが困難だったため、1959年(昭和34年)に国鉄職員から各祭の日程の調整が提案された〔【東北の観光】 1) 魅力発進、旅に導け! (asahi.com 2009年5月12日)〕。1962年(昭和37年)からは「竿燈・ねぶた・七夕」の順で巡るツアーが組まれるようになり、「東北三大祭り」が首都圏で人気の観光商品となった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東北三大祭り」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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