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東北六魂祭(とうほくろっこんさい)は、東北6県の各県庁所在地(以下「東北6県都」)の代表的な6つの夏祭りを一同に集めた祭り。2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の鎮魂と復興を願い、同年より東北6県都で持ち回り開催されている。 == 概要 == 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により全国的に祭りやイベント開催に自粛ムードが広がる中、同年7月に宮城県仙台市で初開催された。2012年(平成24年)5月に岩手県盛岡市で第2回、2013年(平成25年)6月に福島県福島市で第3回が開催され、2014年(平成26年)5月には津波被災地外としては初めて山形県山形市で第4回が開催された〔東北六魂祭2013 福島市開催が決定しました! (福島市)〕〔福島から「福」発信 東北六魂祭 6月1、2日開催 (河北新報 2013年1月25日)〕〔被災地以外で初 山形で「六魂祭」 県庁所在地の6市長、思い語る (産経新聞 2014年1月31日)〕。 「東北夏祭りネットワーク」(現・東北まつりネットワーク)の初期会員である、「東北6県都」の代表的な6つの夏祭りが参加する祭りである。実質的な運営者は電通パブリックリレーションズ(東京都)〔六魂祭、詳細は未定のまま 開催まであと1週間 (岩手日報 2012年5月19日)〕〔六魂祭今年限りか 運営者示唆、未開催3市困惑 (河北新報 2013年5月12日)〕。開祭式には震災の犠牲者への黙祷を捧げ、閉祭式には鎮魂のため合唱を行っている。 メインイベントは「6大祭りパレード」であるが、パレードは道を一方向に動きながら行うため、その提示方法に適さない仙台七夕まつりは七夕飾りが祭り会場の飾り付けとして用いられ、パレードにはすずめ踊りが参加している。また、秋田竿燈まつりはパレード会場の一ヶ所に留まって妙技を披露する。その他、開催県の祭りからもパレードに参加がある場合もある。 パレードの模様は、地元テレビ(第1回は宮城テレビ放送、第2回はIBC岩手放送および岩手めんこいテレビ)やライブストリーミング(第1回はUstream、第2回はこれに東日本電信電話とニワンゴも加わった)、第4回は山形県内の民放全局(テレビユー山形、さくらんぼテレビジョン、山形放送、山形テレビ)、第5回は秋田県内の民放全局(秋田放送、秋田テレビ、秋田朝日放送)と秋田ケーブルテレビによる生中継も行われた。 なお、題字は、宮城県栗原市(岩手・宮城内陸地震の被災地)で生まれ、岩手県上閉伊郡大槌町(東北地方太平洋沖地震による津波の被災地)で育った、岩手県盛岡市在住の中学1年生(12歳)の書道家が揮毫した〔力強く墨痕に思い 東北六魂祭・題字制作の12歳書道家 (河北新報 2011年7月17日)〕。また、「東北六魂祭」と上記の題字は商標登録出願中(出願日2012年2月1日、商願2012-6293)であり、出願人は株式会社電通である〔商標出願・登録情報(特許電子図書館<独立行政法人工業所有権情報・研修館>) 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東北六魂祭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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