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東国国家論(とうごくこっかろん、複数国家論とも)とは、歴史学者佐藤進一が提唱した日本の中世国家体制に関する学説。権門体制論と対比される。 == 概略 == 鎌倉幕府を東国において朝廷から独立した独自の特質をもつ別個の中世国家と見なし、西日本を中心とする王朝国家と鎌倉幕府とは、「相互規定的関係をもって、それぞれの道を切り開いた」〔佐藤進一『日本の中世国家』』岩波現代文庫、2007、ISBN 9784006001735、初出:岩波書店、1983〕とする。さらに東国国家は、北条時頼が親王将軍を迎えて以降、西日本からの相互不干渉と自立を目指したとされる(これを特に東国独立国家論ともいう)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東国国家論」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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