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東京大学大学院医学系研究科(とうきょうだいがくだいがくいんいがくけいけんきゅうか、英称:Graduate School of Medicine)は、東京大学に設置される大学院研究科の一つである。また、東京大学医学部(とうきょうだいがくいがくぶ、英称:Faculty of Medicine)は、東京大学に設置される学部の一つである。 医学部と医学系研究科は一体となって運営されているため、この記事で合わせて解説する。 == 沿革 == 医学部には1877年の東京大学((旧)東京大学)設立と同時に医学科、製薬学科(1887年に薬学科に改称された後、1958年に薬学部として独立)が設置され、1953年に衛生看護学科が設置された。衛生看護学科は看護婦養成を目的としており、入学者を女子に限定していた(衛生看護学科は前期課程とは別枠で入学者を募集していた)が、1965年に保健学科と改称し、健康科学の教育・研究を主体とする学科になった。さらに1992年には、健康科学・看護学科と、2010年には、健康総合科学科と改称された。 1962年に前期課程に理科三類がおかれるまでは、医学科は理科二類または理科一類の学生の中から選抜試験を行って学生を受け入れており、上で述べたように衛生看護学科も別枠募集であったため、通常の進学振分けを行う学科は薬学科のみという、東大内では少し変わった学部であった。なお、現在はすべての学科で通常の進学振分けを行っている。 大学院に関しては、1953年に新制大学院として生物系研究科医学専門課程が設置されたが、1965年に医学系研究科に改組され、保健学専門課程が新設された。1987年には専門課程が専攻に改称された。 医学系研究科には4年制の医学博士課程として、第一基礎医学専攻、第二基礎医学専攻、第三基礎医学専攻、第一臨床医学専攻、第二臨床医学専攻、第三臨床医学専攻、第四臨床医学専攻、社会医学専攻の8専攻が設置されていたが、大学院重点化に伴い、1995年から1997年にかけて現在の9専攻に改組された。また、1992年に国際保健学専攻が設置され(1996年重点化)、1996年には保健学専攻が大学院重点化によって健康科学・看護学専攻に改組された。1999年には医学科・歯学科・獣医学科以外の学部卒業者を対象とする医科学専攻修士課程が設置され、医学博士課程と合わせて6年間の一貫教育を行うようになった(ただし、博士課程への入学試験は存在する)。さらに2007年には、専門職大学院(公衆衛生大学院)として公共健康医学専攻が設置された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京大学大学院医学系研究科・医学部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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