翻訳と辞書
Words near each other
・ 東山警察署
・ 東山貝塚
・ 東山貝塚遺跡
・ 東山路駅
・ 東山農事
・ 東山通
・ 東山通 (名古屋市)
・ 東山通り
・ 東山運動公園陸上競技場
・ 東山道
東山道武蔵路
・ 東山道転墜異聞
・ 東山道鎮台
・ 東山遺跡
・ 東山郵便局
・ 東山郵便局 (京都府)
・ 東山郷
・ 東山郷 (曖昧さ回避)
・ 東山配水塔
・ 東山開睛館


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

東山道武蔵路 : ミニ英和和英辞書
東山道武蔵路[とうさんどうむさしみち]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山道 : [やまみち]
 【名詞】 1. mountain road 2. mountain trail
: [そう, くら, ぞう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator
: [ろ]
 【名詞】 1. road 2. street 3. path

東山道武蔵路 : ウィキペディア日本語版
東山道武蔵路[とうさんどうむさしみち]

東山道武蔵路(とうさんどうむさしみち)は、古代に造られた官道の一つ。当初東山道の本道の一部として開通し、のちに支路となった道であり、上野国下野国から武蔵国を南北方向に通って武蔵国の国府に至る幅12m程の直線道路であった。
途中にが5つあった〔『続日本紀』の宝亀2年10月27日771年12月7日)の条には、上野国邑楽郡から武蔵国府まで「五ケ駅を経て」いる、とあることから。この記述については「五ケ」という名前ののことであるという説もあったが、現在は駅の数のことを指しているという説に落ち着いている。〕と考えられているが、その名称・位置については不明である。
==概要==

===設置===
7世紀律令制が確立されるとそれに伴って行政区画の整備も行われ、いわゆる「五畿七道」が設置された。この制度により畿内以外の国々はそれぞれ所定の「道」に属し、同時にそれらの国の国府を結ぶ同名の官道が建設されることになった。
この際、武蔵国は相模国の東に接する海沿いの国ではあったが、近江国を起点に美濃国飛騨国信濃国・上野国・下野国・陸奥国(当時はまだ出羽国はなかった)と本州の内陸国が属する東山道に属することになった。このため、道としての東山道にもこれらの国々から大きく外れたところにある武蔵国の国府を結ぶ必要が生じた。
普通官道は地理的制約から特定の国の国府を通れない場合、支道を出して対処するのが原則であり(例:東海道甲斐国山陽道美作国)〔支道といっても官道に変わりはないので、には駅が掲載され朝廷により管理された。〕、武蔵国の場合も上野国府と下野国府との間で本道を曲げて、上野国邑楽郡から5駅を経て武蔵国府に至るルートが設置された。
その結果、上野国府~新田駅(上野国)~武蔵国府~足利駅(下野国)~下野国府というルートが採用されることになり、新田駅~足利駅間は直進ではなく南北にわたってY字形に突き出る格好となった〔新田駅からの道と足利駅からの道の交点は上野国邑楽郡内であったと考えられているが、詳しい場所は不明。〕。この突き出した部分が東山道武蔵路である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東山道武蔵路」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.