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東急新3000系電車 : ミニ英和和英辞書
東急新3000系電車[ひがし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [きゅう]
  1. (adj-na,n) (1) urgent 2. sudden 3. (2) steep 
: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

東急新3000系電車 ( リダイレクト:東急3000系電車 (2代) ) : ウィキペディア日本語版
東急3000系電車 (2代)[とうきゅう3000けいでんしゃ]

東急3000系電車(とうきゅう3000けいでんしゃ)は1999年平成11年)4月16日に営業運転を開始した東京急行電鉄通勤形電車
== 概要 ==
「すべてにやさしく美しい車両」をコンセプトに、また2000年(平成12年)9月26日からの目黒線帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄南北線東京都交通局都営地下鉄三田線との直通運転に対応する車両として設計・製造された。
当初計画では9000系を改造して対応させる予定であったが〔計画段階ではホームセンサー方式でのワンマン運転を実施することとされていた。〕、ホームドア方式への計画変更によりモニタ装置搭載等大掛かりな改造が必要となったことや、南北線内は急勾配が連続することから主電動機出力不足が懸念されていたためなどから、従来車を改造するのではなく、それらに対応した新規設計の車両を新製する方がコスト面などで有利であると判断され、新製されたのが本系列である。なお、東急で3000系を名乗る形式はこれで2代目になるため、「新3000系」と呼ばれることもある。旧3000系と同じくデハ3200形、デハ3250形、デハ3400形が存在する。
前述のコンセプトに基づき「環境にやさしい」「お客様にやさしい」「乗務員にやさしい」「検修員にやさしい」を目指し、車体・搭載機器・内装・運転台などすべてを見直し、東急の新造車両では初採用となる機器やバリアフリー設備を有している。
量産先行車の第1編成 (3001F) は当初8両編成で落成し、1999年4月16日から2000年1月15日までの間に一時的に東横線に投入され、主に急行運用に就いた〔ただし早朝・深夜およびダイヤが乱れた際には各停運用に入ることもあった。〕〔目黒線転属後の2003年7月20日臨時列車「横浜みなと祭花火号」で営業列車として再び東横線に乗り入れた。なお目黒線開業後も回送列車としては東横線を運行していた。〕。
その後、2次車として1999年10月から2000年1月の間に3003F - 3012F(すべて6両編成)が落成したが、入籍はすべて営業運転開始日である同年8月6日付とされた。営業運転開始までは乗務員訓練に使用したり、鷺沼留置線などに疎開留置されていた。なお、2次車では1M方式の中間電動車であるデハ3400形が新製され、MT比は8両編成当時の1次車と同じく1:1とされた。
また、2次車増備の際に3001Fも6両編成に編成替えを実施し、目黒線へ転属した。組み換えに際しては3001Fよりデハ3202・3252, サハ3502の3両を第2編成〔3002F。クハ3002・3102, デハ3402は新製された。〕へ供出し、デハ3401(2次車)を新製の上組み込んで6両編成化された。ただし、東横線時代に運用されていた3001F(8両編成組み込み全車両)の東横線から目黒線への書類上の転籍日は2000年8月6日である 〔鉄道ダイヤ情報2001年2月号 私鉄車両のうごきを参照。〕。
なお、第2編成以降では以下のような改良が加えられた。
*スカートの欠きを小さくした。前面ガラスのワイパーアームを銀色無塗装から黒メッキ品に変更
*運行番号表示器を拡大し、急行標識灯を廃止。
*乗務員室仕切扉の開く向きを変更(左に開く→右に開く)。
*運転台のスイッチ類の配置を見直し(乗降促進スイッチの大形化など)。
*前面ガラスの遮光パネルをカーテン式に変更。車上ITV(車内ホーム監視モニタ)の視認性向上のため遮光フィルムを貼り付け。
*客室はカーテンを引っ掛け式からフリーストップ式に変更。
*車内の車いすスペースの手すりを延長、ヒーターの形状を変更(薄型化)。
*客用ドア脇の戸柱(手すりの設置してある面)をFRP製から化粧板仕上げに変更。
第1編成についても目黒線における運用開始までにスカートの形状と客用ドア脇の縦面形状以外を第2編成以降と統一する改造が施工されている。
目蒲線の目黒線と東急多摩川線への分割に伴い、2000年8月6日より目黒線で本格的に運用を開始した。運用開始当初は3012Fまでの12本が在籍(目黒線発足当初の運用数は11本で、予備編成は1本。)していたが、定期検査時の予備編成確保を考慮して2001年3月に3013F(3次車)が増備されている。基本仕様は2次車に準じているものの、ワイパーのアーム形状が改良されたほか、比較検討目的で空調装置を1編成で3種類搭載していたことが特徴である(詳細は後述)。また、編成両端クハの側面床下に非常用はしごを新設し、これは1次車および2次車にも普及した。
本系列の増備は3013F(第13編成)の新製をもって打ち切られ、よりコストダウンを図った5080系の増備に移行した。その後、2006年9月の目黒線内での急行運転開始に伴い、前面・側面の行先表示器列車種別を表示するようになった〔第1編成は先述の東横線急行運用時にも種別表示を行っていた。〕。
現在、6両編成13本(78両)が元住吉検車区に在籍し、5080系と共通運用されている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東急3000系電車 (2代)」の詳細全文を読む




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