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東京急行電鉄株式会社(とうきょうきゅうこうでんてつ、)は、東京都南西部から神奈川県東部に路線を展開して鉄軌道事業などを行う日本の会社である。略称は東急(とうきゅう)。 公式略称は「東京急行」としていたが、2006年(平成18年)1月1日より「東急電鉄」に変更した〔同じく関東の大手私鉄京浜急行電鉄も、かつて公式略称は「京浜急行」だったが、現在は「京急電鉄」となっている。〕。それに伴い駅掲出のポスター・チラシ類、公式サイトやパスネットなどにおいて略称表記を順次「東急電鉄」に変更している。英語略称として、T.K.K () を使用していた時代もあった。 渋沢栄一が創設した田園都市株式会社が母体企業である。 == 概要 == 東急グループの中核企業である東京急行電鉄は、その成り立ちから鉄軌道事業以外の事業割合が大きく、不動産事業、ホテル事業など、鉄軌道事業以外の収益が同事業の収益をはるかに上回り、グループ全体の収益は毎年1兆円を超える。総営業距離は97.5kmと大手私鉄16社中11位であるが、単体売上高はJRをのぞく日本の鉄道事業者で、東京地下鉄、近畿日本鉄道に次ぎ、また営業キロ当たりの単体売上高は、25.4億円/kmと東京地下鉄の17.3億円/kmの約1.5倍であり、他を引き離している(2011年度)〔東急の単体売上高は2,473億3,300万円、営業キロ数は97.5km。一方、東京地下鉄の単体売上高は3,320億800万円、営業キロ数は192.1kmである(2011年度)。〕。連結売上高は1位、利益は連結、単体ともに1位である(JRを含む場合は、JR東日本、JR東海に続く3位)。グループ企業には、交通関係、開発関係、流通関係、リゾート関係、ホテル関係などに266社9法人が名を連ねる(2010年3月末現在)。 東京急行電鉄は、東急グループ内外を問わず東急グループの事業中核会社として認識されており、「東急本社」、「電鉄本社」と表現されることが多い。 1947年から1972年まで、プロ野球チームの「東急(急映・東映)フライヤーズ」(北海道日本ハムファイターズの前身)を所有していた。1964年まで、映画製作・配給を手掛ける東映(旧・東横映画)は東急グループの傘下であった〔これは当時東映のオーナーだった大川博と東急側との間に溝ができ、東映側が独立したが、大川の没後東映社長となった東急派の岡田茂が取締役を務めるなど、東急との関係は部分的に残った〕。また、かつてグループ企業に日本エアシステム(JAS、現・日本航空株式会社)があったことから、同社の株式移転などにより設立されたJALグループの持株会社である株式会社日本航空の筆頭株主だったが、2009年12月から2010年1月までに同社株を売却し資本関係は解消している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京急行電鉄」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tokyu Corporation 」があります。 スポンサード リンク
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