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東斎随筆(とうさいずいひつ)は室町時代中期の古典で、著者は一条兼良(1402年-1481年)。「随筆」の名を冠した日本最古の書であるが、実は説話集の類に入る。成立年不詳、兼良三十歳代の著作かといわれる。 音楽・草木・鳥獣・人事・詩歌・政道・仏法・神道・礼儀・好色・興遊の十一部門に分類し、主に平安・鎌倉時代の故事雑談78話を収める。『古事談』『十訓抄』『大鏡』などの先行文献よりの抄録がほとんど。室町時代後期の写本(冷泉為広筆)が冷泉家時雨亭文庫に伝わるほか、写本は多い。流布本と異なる『十訓抄』の説話40話を加えた増補本(兼良の息男曼殊院門跡良鎮の手になるかといわれる)もある。最初の刊本は二巻一冊、元禄六年(1693年)十二月上梓。 「群書類従・雑部」所収。注釈本としては、『今物語』『隆房集』との合冊(「中世の文学」シリーズの一冊)が三弥井書店から出ている(1979年)。 ==参考文献== *『中世の文学 今物語・隆房集・東斎随筆』解説 category:日本の説話集 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東斎随筆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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