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東武200系電車(とうぶ200けいでんしゃ)は、1991年(平成3年)2月1日より運用を開始した〔「東武鉄道 現有車両プロフィール」 (2008) pp.257 - 258〕東武鉄道の電車。急行列車「りょうもう」用として、1800系の置き換えのために登場した。その後、「りょうもう」の特急列車への格上げにより、実質的に急行用から特急用となった〔元々準急形・急行形車両であった車両が特急列車への格上げによって事実上の特急形車両になった事例は他にも同社の300系・350系をはじめ、国鉄157系電車、名鉄キハ8000系気動車がある。〕。 本項では、200系〔と用途ならびに車体構造・外観は同一ながら、主要機器の仕様が異なる250系電車〔についても記述する。 == 概要 == 従来1800系によって運行されていた急行列車「りょうもう」は、運行開始以来赤城・伊勢崎方面と都心部を直結する通勤・観光列車として年々需要が増大し、東武においてもそれら需要に応えるべく運行本数増など輸送力増強が図られた〔「東武鉄道 車両カタログ2006(優等車篇)」 (2006) p.22〕。また、1984年(昭和59年)8月のダイヤ改正以降は速達需要への高まりからスピードアップも行われ、運行ダイヤ上の運転最高速度が105 km/hに引き上げられた〔。 「りょうもう」を1800系で継続運用した場合、これ以上のスピードアップは同系列の性能上困難であり〔、また将来的に検討されていた「りょうもう」の特急列車格上げに関連して、接客設備面ならびに性能面において1800系を上回る新型車両が必要とされたことから〔、設計・製造されたものが200系である。1990年(平成2年)11月〔「東武鉄道 現有車両プロフィール」 (2008) p.266〕から1998年(平成10年)1月〔にかけて6両編成9本、計54両が東急車輛製造・アルナ工機において製造された。 200系の製造に際しては、構体は台枠より新製したものの、台車・主電動機など一部の主要機器については当時100系「スペーシア」の増備に伴って代替が進行していた1700系・1720系「DRC」の解体発生品を流用しており〔、本系列は全車とも1700系・1720系の車体更新名義で竣功している〔。 さらに1998年(平成10年)2月〔には6両編成1本が増備された。主要機器の流用元であった1700系・1720系は9編成54両しか在籍しておらず、既に機器流用元が払底していたことから、増備編成については主要機器を含めて完全新製され〔「東武鉄道 現有車両プロフィール」 (2008) p.260〕、250系と別形式に区分された。 搭載する主要機器については、設計段階では1800系の機器を流用する計画であったが、これを中止し、当時増備が進められていた30000系通勤形電車と同一の機器、すなわちVVVFインバータ制御やボルスタレス台車といった当時の最新技術を採用した〔〔「東武鉄道 車両カタログ2006(優等車篇)」 (2006) p.24〕ため、200系とは仕様が全く異なる。 同編成の落成に伴って1800系は「りょうもう」運用より完全撤退し〔、「りょうもう」は全て200系・250系によって統一され、翌1999年(平成11年)3月のダイヤ改正において「りょうもう」は急行列車から特急列車に格上げされた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東武200系電車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tobu 200 series 」があります。 スポンサード リンク
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