翻訳と辞書
Words near each other
・ 東武鉄道グループ
・ 東武鉄道伊勢崎線
・ 東武鉄道南栗橋工場
・ 東武鉄道夜行列車
・ 東武鉄道川越工場
・ 東武鉄道日光軌道線100形電車
・ 東武鉄道杉戸工場
・ 東武鉄道浅草工場
・ 東武鉄道熊谷線
・ 東武鉄道西新井工場
東武鉄道運転士懲戒解雇事件
・ 東武鉄道隅田川橋梁
・ 東武鉄道高坂構外側線
・ 東武鎌ヶ谷駅
・ 東武雄
・ 東武電車
・ 東武霞ヶ関駅
・ 東武館
・ 東武高崎線
・ 東武鬼怒川線


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

東武鉄道運転士懲戒解雇事件 : ミニ英和和英辞書
東武鉄道運転士懲戒解雇事件[とうぶてつどううんてんしちょうかいかいこじけん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄道 : [てつどう]
 【名詞】 1. railroad 
: [うん]
 【名詞】 1. fortune 2. luck 
運転 : [うんてん]
  1. (n,vs) operation 2. motion 3. driving 
運転士 : [うんてんし]
 【名詞】 1. mate 2. (ship's) officer 
懲戒 : [ちょうかい]
  1. (n,vs) discipline 2. punishment 3. reprimand 
解雇 : [かいこ]
  1. (n,vs) discharge 2. dismissal 
: [やとい]
 【名詞】 1. employee 2. employment
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事件 : [じけん]
 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal 
: [くだん, けん]
 【名詞】 1. matter 2. case 3. item 

東武鉄道運転士懲戒解雇事件 : ウィキペディア日本語版
東武鉄道運転士懲戒解雇事件[とうぶてつどううんてんしちょうかいかいこじけん]

東武鉄道運転士懲戒解雇事件(とうぶてつどううんてんしちょうかいかいこじけん)とは、2005年11月1日東武鉄道野田線南桜井駅埼玉県春日部市) - 川間駅千葉県野田市)の間で、運転士が3歳になる自身の長男を乗務員室に立入・同乗させたことで内規違反に問われ、同年11月15日懲戒解雇された事件。
== 概要 ==
2005年11月1日午前11時50分ごろ、東武鉄道の男性運転士(30歳代)が運転する大宮発柏行き普通電車(6両)に、春日部駅から長男(3歳)、長女(2歳)が乗車した。運転士の勤務は野田線の途中の駅までで、午後から家族とともに買い物に行く予定で、その運転の見学を兼ね、そのまま運転士と合流するために同駅で乗車した。運転士の妻は春日部駅に入場券で入場し、子供達を当該列車へ乗車させ見送ったあと、川間駅まで自動車で迎えに行くことになっていた。
同駅を発車後子供達はしばらくは静かにしていたが、藤の牛島駅を発車したあたりから長男が乗務員室の後方の壁・扉を叩く、泣くなどして暴れ始め、次駅到着まで暴れ続けたため乗客も困惑していた。やむなく南桜井駅で停車した際に、この運転士はその長男を注意し、泣き止ませようと後部にある乗務員扉を開けたところ、長男が乗務員室内に入ってきた。すると、その長男は泣き止み暴れなくなった。その直後、側戸が閉まり車掌が出発合図を出してきたため、この運転士は、どうせ次の駅では妻が出迎えに来ていることだから、まあ良いかと考え、車掌運転指令所などに連絡をせずに発車させた。走行中、長男はじっと、静かにしてこの運転士の運転を見ていた。隣の川間駅に到着後、長男・長女は出迎えてきた運転士の妻へ引き渡した。この行為は、内規で乗務員は関係者以外を乗務員室内へ立ち入らせてはいけないことにはなっていたが、鉄道営業法では旅客が乗務員室等への立入を禁止する直接的な規定が無い〔本件が発生した東武鉄道では一部の新型車両を除くすべての先頭車に「乗務員室立入り禁止」のステッカーを貼っており、このステッカーには「立入ると鉄道営業法第33条により罰せられます」と表記されている。本条の第3号に「列車中旅客乗用ニ供セサル箇所ニ乗リタルトキ」とあり、乗務員室はこれに該当するとしている。〕。詳細は鉄道営業法を参照のこと。
乗務終了後、この運転士は大したことはないとしてこのことを当務の助役へ報告しなかった。このとき、たまたま乗車していた同社労働組合幹部が、匿名で直接国土交通省本省へ事件の顛末を通報し、厳正な処置を求める旨の申告をしたことで同社は事件の報道発表をすることとなり、「身内とはいえ、運転室に第三者を入れるのは重大な規則違反」として、同月15日に同社はこの運転士を懲戒解雇とした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東武鉄道運転士懲戒解雇事件」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.