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東洋化工爆発事故(とうようかこうばくはつじこ)は、1959年(昭和34年)に横浜市金沢区で発生した爆発事故。TNT火薬など2トンが爆発、死者3名、380名あまりの重軽傷者を出した。 == 概要 == 1959年(昭和34年)11月20日午前10時30分頃、東洋化工横浜工場の第2溶填室でTNT火薬の脱色精製試験中、装置の操作上の過失により発火。40kgの精製済爆薬に引火し、さらに溶融釜内の約450kgのTNT火薬に引火して、一回目の小爆発を起こした。出火より約5分後の10時36分頃、燃焼しながら飛散した木片により、溶填室の外に積まれた約1.5トンの精製前TNTに引火し、大爆発を起こした〔第033回国会 商工委員会 第7号 〕。この爆発により半径約2Kmにわたり破片と爆風が襲い〔11月20日毎日夕刊〕、民家など5,116戸に被害が生じた〔11月21日毎日朝刊〕。南側火薬庫には約200トンの火薬類が貯蔵されており、その脇のボイラー室が延焼中であったが、横浜市消防局の隊員17名により消し止められ、類焼は免れた〔11月21日読売朝刊〕。消火に当たった消防課長は「火薬庫が延焼していたら金沢区全体が吹き飛んでいたところだ」と述べている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東洋化工爆発事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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