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東海北陸自動車道(とうかいほくりくじどうしゃどう、TOKAI-HOKURIKU EXPRESSWAY)は、起点の愛知県一宮市から岐阜県を経由して富山県砺波市へ至る、中部地方(東海地方と北陸地方)を横断する高速道路(高速自動車国道)である。通称東海北陸道(とうかいほくりくどう、TOKAI-HOKURIKU EXPWY)。 == 概要 == 国土開発幹線自動車道の予定路線には以下のとおりとされている。 下記の通り高速自動車国道の路線とされている。 東海北陸両地域は国道41号や国道156号で結ばれているが、岐阜・富山県境を中心に未改良区間が多く危険であることから、安定した交通の確保と交流の活性化を目的として東海北陸自動車道が整備された。この道路により太平洋側と日本海側が直結され、中部内陸地帯の開発と発展に大きな効果が期待されている。一宮JCT - 小矢部砺波JCTの総事業費は、約1兆2000億円〔北日本新聞社 富山のニュース 東海北陸道、全線開通 富山-一宮IC間、3時間切る〕。 2000年(平成12年)頃は岐阜県飛騨地方から富山県南砺市にかけて豪雪地帯を通過するため、通行止めとなって本来の利用目的である時間短縮などのメリットがあまりないと考えられていた。そのため、マスメディアや国会などでは“不要な高速道路”の代表例として挙げられることもあった。しかし、全線開通により名古屋・岐阜など東海地方と金沢・富山など北陸地方を最短で結ぶ大動脈となり、一宮JCT - 小矢部砺波JCT区間が北陸道経由に比べ約65kmの短縮、また25分ほど早く、さらに美濃IC - 白鳥IC間の4車線化によって渋滞が緩和され所要時間が大幅に短縮されるなど、マスコミや国会の揶揄を良い意味で裏切る形となった。道路の整備に伴い北陸方面には東海地方からの、飛騨地方には西日本からの観光客が増加し、高速道路統計月報によれば全線開通以前の2007年(平成19年)10月と全通3年後の2011年(平成23年)10月の比較で、一宮JCT - 美濃ICで120%、美濃IC - 荘川ICで150%、荘川IC - 小矢部砺波JCTで200%、と東海と北陸を行き来する車両が大幅に増加した。 一方で白鳥IC以北は暫定2車線かつ長い上り坂であるため、高鷲トンネルを先頭に連休は渋滞するなど新たな問題も生じている。 当自動車道の最高地点の標高は1085mであり、松ノ木峠パーキングエリア付近にある。この地点は日本の高速道路で最も標高が高い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東海北陸自動車道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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