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東濃ひのき(とうのうひのき)とは、岐阜県東濃地方の東部地域(裏木曽)を中心に産出されるヒノキの銘木である。東濃桧、東濃檜ともいう。 木曽五木の1つである。正確に言えばそれに準ずる木が正しい。 伊勢神宮の式年遷宮では外宮の用材として使用されている。 == 定義 == * 元々は、岐阜県東濃地方(旧美濃国東部)の、裏木曽地方で産出されるヒノキである。室町時代からヒノキの産地である。江戸時代に尾張藩により美濃国恵那郡付知村、川上村、加子母村(現中津川市)の三箇村で伐採が禁じられている。 * この地域はヒノキの生育域の北限に近く、以下のような特徴がある。 * 年輪幅が2〜3mm。均一でほぼ真円である。 * 材質はピンクで艶がある。 * 節が小さい。又は殆ど無い。 * 香りが高い。 * 現在は裏木曽地方以外の東濃地方の他、下呂市(馬瀬地区以外)、加茂郡、関市(洞戸地域、武儀地域)、郡上市(明宝地区、和良地区)で産出したヒノキも、東濃ひのきという。 * 伊勢神宮の式年遷宮では外宮の御神木として使用されている。 * 建築用木材が主流だが、その木屑は、バイオマスや様々な用途に用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東濃ひのき」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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