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中野 剛志(なかの たけし、1971年 - )は日本の経産官僚、経済産業省特許庁総務部総務課制度審議室長、評論家。研究分野は経済ナショナリズム〔国力とは何か 経済ナショナリズムの理論と政策 中野剛志著 東洋経済オンライン 2011年9月7日〕。 「異能の官僚」と呼ばれている〔書評 本よみうり堂 『保守とは何だろうか』 中野剛志著、『「リベラル保守」宣言』 中島岳志著、『保守の本分』 noiehoie著、『「常識」としての保守主義』 櫻田淳著 YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2013年11月11日〕。 == 来歴・人物 == 神奈川県出身 。東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業。『表現者』塾(西部邁塾長)出身〔『AERA 2012年6月4日増大号』のインタビュー記事より〕〔「筆者はまことに幸福なことに、十年以上にわたって(西部)先生の薫陶を直接受け、その精緻な思想、強靭な精神、そして生真面目でユーモアのある人生観から少なからざる影響を受けてきた。本書の中に、西部先生の保守思想の痕跡に気づいた読者も少なくないと思う。」『国力論』220頁。〕。 1996年(平成8年)、大学卒業後に通商産業省(当時)に入省。1999年(平成11年)には資源エネルギー庁長官官房原子力政策課原子力専門職に就任。 2000年(平成12年)より、イギリスのエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年(平成13年)に同大学院より優等修士号(MSc with distinction)を取得。 2003年(平成15年)、経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部政策課課長補佐。2004年からは同課燃料政策企画室併任。同年、経済産業省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課課長補佐に就任。 2005年(平成17年)にエディンバラ大学大学院より博士号(社会科学)を取得〔TPP「大きな利益などない」 京大大学院・中野剛志准教授 講演採録 WEB TOKACHI-十勝毎日新聞 2012年4月12日〕〔。 経済産業省産業構造課課長補佐を経て、2010年(平成22年)6月、京都大学大学院工学研究科(都市社会工学専攻)教授・藤井聡の研究室に退職出向〔。同研究室には初め助教として在籍し、翌年には准教授に昇格した。独立行政法人経済産業研究所コンサルティングフェロー兼任。 2011年3月17日、『TPP亡国論』の印税収入の半分相当を、日本赤十字社の「東日本大震災義援金」に寄付した〔中野剛志:「TPP亡国論」発刊にむけて (News Spiral) 〕。『TPP亡国論』は20万部を超えるベストセラーとなっている〔「TPP黒い条約」目次と執筆者 〕〔TPP参加は「主権」の投げ売り、黒い条約だ! 『TPP亡国論』中野剛志が放つ最後の警告『TPP 黒い条約』 J-CASTモノウォッチ 2013年6月17日〕。 2012年(平成24年)5月31日をもって京都大学を退職し〔中野 剛志 准教授 京都大学 都市社会工学専攻 藤井研究室〕、翌6月1日より経済産業省に復帰〔中野剛志 「等身大で闘い続けた一年余を振り返る」 Internet TV 『超人大陸』 NPOカルチャーショッククラブ 2012年6月4日号〕。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構に出向となり、同機構総務企画部主幹、同機構ロボット・機械システム部主幹兼戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)『革新的設計生産技術』推進委員会オブザーバーを務めた〔「推進委員会(第1回)構成員名簿(PDF形式:160KB) 」 内閣府〕〔「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)『革新的設計生産技術』推進委員会(第1回)議事要旨」 内閣府〕。2014年から経済産業省に戻り、同省特許庁総務部総務課制度審議室長に就任〔「幹部一覧(METI/経済産業省)」 〕。 雑誌『発言者』、『表現者』に評論を連載し、佐伯啓思と『発言者』誌上において「近代」の解釈をめぐって論争を展開した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中野剛志」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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